ホンダが海洋観測の無人ボート「UMIAILE」を設立

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本田技研工業が新事業創出プログラム「イグニッション」から海洋情報収集の無人ボート「UMIAILE」を設立。地震観測や環境保護に貢献を目指す。

要約すると本田技研工業は、3月26日に自社の新事業創出プログラム「IGNITION(イグニッション)」から新たなスタートアップ「株式会社UMIAILE(ウミエル)」を設立したことを発表しました。

この新会社は「海の見える化」をテーマに、海洋情報を収集する小型無人ボート「UMIAILE ASV(自律航行型無人船)」を開発・販売します。

UMIAILE ASVは、水中翼を活用した船体姿勢制御技術により、高速かつ効率的に自律航行が可能で、特に潮流が速い日本近海でも安定した観測が実現できます。

電動モーターを搭載し、船体上面のソーラーパネルで発電することで、長時間の観測を支えています。

さらに、GNSSを利用して自己位置を正確に測定し、設定したルートに沿って自律的に航行します。

UMIAILEは、地震が頻発する日本近海の海底地殻変動を観測し、地震メカニズムの解明や南海トラフ巨大地震に対する防災・減災に貢献することを目指しています。

UMIAILE ASVには、センサーやカメラ、ソナーなどの観測機器を柔軟に搭載できるため、多様な観測ニーズに対応可能です。

UMIAILEの代表取締役CEOである板井亮佑氏は、自身の技術とアイデアで社会課題を解決したいとの思いから起業し、ホンダの電動モビリティやロボットの開発経験を活かしてUMIAILE ASVを開発しました。

ホンダの青山真二氏も、同社の創業者の精神を引き継ぎ、新しい価値の創造や社会課題の解決に向けた挑戦を続ける意向を示しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f1c708f5ba3b395212d2a85c6402a192af716720

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