北朝鮮が中国との関係改善を模索し、国境の新鴨緑江大橋工事を再開。ロシアとの外交強化も進めているが、中国側の反応は鈍い。
要約すると北朝鮮が最近、中国との関係改善を模索しているとの分析が韓国の統一部から発表された。
北朝鮮は、ロシアとの外交関係を強化し、ウクライナへの侵攻を支持するための派兵を行うことで、より多くの利益を得ようとしている。
一方で、中国との関係も見直しを図っているようだ。
具体的には、北朝鮮北東部の経済特区である羅先地域への中国団体客の受け入れを進めており、特に新鴨緑江大橋の北朝鮮側の工事が再開されたことが注目されている。
この橋は、中国との国境を結ぶ重要なインフラであり、北朝鮮側には広大な税関施設が建設中であることが衛星写真から確認されている。
税関の面積は約17万2500平方メートルと推定され、中国側の15万平方メートルを上回る規模である。
しかし、中国側の反応は鈍く、団体観光の再開が行われていないことから、関係改善には時間がかかるとの見方が強い。
さらに、北朝鮮は対米非難を強めているものの、トランプ政権に対しては様子見の姿勢を崩していない。
統一部によれば、北朝鮮は今年の朝鮮労働党創建記念日(10月10日)に合わせて、軍事パレードやマスゲームの開催を準備しているという。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4ab35fce1830cc8f971a6d63393231618815219b