NTTの天気予報サービス「177」が2025年に終了。1955年から続いたこのサービスは、時代の変化に伴い利用者が減少。通話料金の取り扱いにも注意が必要。
このサービスは1955年に開始され、当時はテレビやインターネットが普及していなかったため、特に学校の遠足やイベントの際に、地域の天気を確認するための重要な手段として利用されていました。
177は、時報の「117」などと同じくNTTの3桁番号サービスに属し、通話を通じて天気予報を提供するものでした。
2013年には気象庁の特別警報に対応し、2018年には音声合成技術の導入により、よりスムーズな音声案内が可能になりました。
177の番号の由来は、「イイ テンキニ ナレナレ」という語呂合わせであるとNTT西日本の担当者が説明しています。
サービス終了後も通話料金が発生することがあり、特に携帯電話から利用する場合は注意が必要です。
NTTドコモの情報によれば、177の利用には通話料金がかかるものの、特定のプランに加入している場合は無料通話の対象となることもあります。
このように、177は長年にわたって多くの人々に利用されてきたサービスであり、その終了は時代の変化を象徴する出来事と言えるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2b1c5e1230dc78166f89f2e4393241429dac8aa3
NTTの天気予報サービス「177」が終了したことに対するコメントには、懐かしさや便利さを感じる声が多くありました。
特に、1970年代や1980年代に177を利用していた世代からは、当時の思い出が語られています。
例えば、177はテレビの定時ニュースを待つ余裕がない時に、迅速に天気情報を得るために重宝されていたことが思い出されました。
しかし、実際の音声案内では必要以上の情報が流れることにいらいらしたという意見もあり、利用者のニーズと提供される情報のギャップがあったことが伺えます。
また、177の終了を受けて、今ではインターネットやスマートフォンが普及し、リアルタイムで天気情報を確認する手段が増えたため、その便利さに感謝する声もありました。
さらに、177と同様に利用されていた時報の117についての思い出や、昔の便利なサービスが次第に消えていくことへの寂しさも表現されていました。
全体として、177の終了は多くの人にとって一つの時代の終わりを意味し、懐かしい思い出とともに新しい時代の便利さを感じるコメントが多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
もともと177を使うのは、テレビの定時のニュースが天気予報の時刻になるのを待つ余裕が無い時で、けっこう焦ってる場合。
177ならリアルタイムに聞けるので、インターネットが無かった時代には重宝した。
昔は正確な時間というのがNHKの時報と117くらいしかなかったので、家の時計を合わせるのに使いました。
昭和の思い出が年々消えていきます。
今はネットあるからね~。