ホンダNSXを基にしたフェラーリ361が登場。外観や性能にこだわったこの一台は、日常使いに適した魅力的な選択肢です。
この車は、外観がフェラーリの「360モデナ」に似せられており、見た目だけでなく、機能面でも高いクオリティを誇っています。
360モデナは1999年に登場した名車で、V8エンジンを搭載し、軽量かつ高剛性なアルミスペースフレーム構造を持つことで知られています。
今回の「フェラーリ361」は、1991年登録のNSXを18年前にフルコンバージョンし、ボディを360モデナ風に改造したものです。
オーナーは「安いフェラーリ」を目指したのではなく、日常使いに適した「信頼性と実用性に優れたフェラーリ」を目指しました。
走行距離は約9万8500kmで、機関系は良好なコンディションを維持しており、エンジンやトランスミッションもスムーズに動作します。
外観には本物のフェラーリ製ミラーやチタン製ドアシルプレート、ライトユニットが使用されており、完成度は非常に高いです。
さらに、オーダーメイドのステンレス製可変バルブ付きエキゾーストシステムが装備され、音の面でもフェラーリらしさを追求しています。
インテリアには高級な牛革と赤いアルカンターラが使用され、細部にわたってこだわりが感じられます。
搭載エンジンは3リッターV6(VTEC)で、出力は300馬力に高められています。
価格は7万5000ユーロ(約1200万円)で、単なる外観の模倣にとどまらないその完成度は、購入者にとって価値のある選択肢となるでしょう。
現在、スイスで販売中で、オーナーは天候の良い日しか走らせていないことから、その愛情が伝わってきます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/38d2192956693693dcd3f6fbeb31d6b964c44533