自民党は衆院選の惨敗を受け、石破茂首相が議員に謝罪し、国民の声を真摯に受け止める重要性を強調しました。選挙結果に対する反省を述べ、責任を果たす意向を示しました。
要約すると自民党は7日、先月の衆院選で議席を大幅に減らし、少数与党に転落したことを受けて、所属議員が一堂に会する両院議員懇談会を党本部で開催しました。
この会議では、自民党総裁の石破茂首相があいさつを行い、選挙結果を「厳粛に謙虚に国民のみなさまの声として受け止めなければならない」と強調しました。
石破首相は、多くの候補者が落選したことを踏まえ、「誠に痛恨の極みだ」と述べ、出席した議員に対して謝罪しました。
選挙戦においては「全身全霊をもって、できるかぎりみなさまの応援にも回った」と振り返りつつも、「私に足らざることは多々あった」と反省の意を表しました。
また、国民の期待に十分応えられなかったことを深くお詫びし、「誠に申し訳ございません」と謝罪の言葉を述べました。
さらに、旧文通費や政策活動費についての批判にも触れ、「きちんとした答えを早急に示すことが私どもの責任だ」と強調しました。
石破首相は、国民の声を真摯に受け止め、自民党が選挙結果をしっかりと受け止めていることを理解してもらうことが重要であると述べました。
会議は2時間の予定でしたが、一部では「ガス抜きの会」との冷ややかな声も上がっていました。
それでも、石破首相は「いろんなご意見には、より謙虚に丁寧に耳を傾けたい」と述べ、出席者の意見を大切にする姿勢を示しました。
この会議には、衆院選で初当選した新人議員や、非公認で当選した萩生田光一元政調会長の姿も見られました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b73806d18fb31a43e7fee9e6551bad39c7c6253c