ドイツで連立政権が崩壊し、来年3月までに総選挙が行われる見通し。財政政策を巡る対立が原因で、ショルツ首相は自由民主党の財務相を解任しました。
背景には、財政政策を巡る対立があります。
ショルツ首相が率いる中道左派の「社会民主党」と環境保護政党「緑の党」は、社会保障や気候変動対策の充実を主張し、債務を拡大する方針を打ち出しました。
一方で、連立与党の一角を占める「自由民主党」は、財政規律を重視し、これに反発しています。
この対立が深刻化し、ショルツ首相は自由民主党の党首である財務相を解任しました。
これにより、連立政権は事実上崩壊しました。
ショルツ首相は2025年1月に首相信任投票を実施する意向を示していますが、もし不信任となれば、2025年3月には総選挙が行われる可能性があります。
ドイツはヨーロッパ最大の経済大国であり、その政治的な不安定さはウクライナ支援や気候変動対策など、国際的な問題にも影響を及ぼす恐れがあります。
アメリカのトランプ前大統領が勝利することで、政策の転換が起きる可能性もあり、ドイツの動向は今後の国際情勢において重要なポイントとなるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/41496507fff50354f0fbc0f6ca542acd5616d20b
ドイツの連立政権が崩壊し、次回の総選挙に向けた見通しについて、多くのコメントが集まりました。
特に、ウクライナ支援に対する意見の対立が目立ちました。
ドイツのSPD(社会民主党)がウクライナ支援に対して煮え切らない姿勢を見せる中、ウクライナ支援に明確に反対するAfD(ドイツのための選択肢)が支持を集める可能性があるとの意見がありました。
このような状況は、ロシアにとっては逆風となる可能性があると考えられていました。
また、フランスでは、ウクライナ支援に反対するRN(国民連合)が政権を取ることは阻止されたものの、内閣が機能不全に陥っているとの指摘もあり、政治の不安定さが浮き彫りになっていました。
さらに、アメリカ大統領選の結果がロシアのナショナリストに影響を与えているとの意見もあり、国際情勢が複雑に絡み合っていることが示されていました。
日本の政治情勢に関するコメントもあり、連立政権の形成が難しいことや、政策で圧倒する必要があるとの声が上がっていました。
全体として、ドイツの選挙結果がウクライナ戦争や国際関係に与える影響について、多くの関心が寄せられていたようです。
ネットコメントを一部抜粋
最近の西側の選挙結果はロシアに対して神風が吹いているような感じだった。
全然考えの違う3党の連立だから、逆によくこれだけもったよ。
日本も自民党も連立を模索するよりも政策で圧倒するしかないと思った。
破・壊・的左派が政権に入ると、国が壊れるとなった。
ドイツの選挙を含め、酷い方向に進んでいるような気がした。