モルドバで大統領選挙とEU加盟を問う国民投票が実施中。親欧米派がリードする一方、ロシアの介入懸念が高まっています。
この選挙には11人の候補者が立候補しており、現職のサンドゥ大統領が親欧米派としてリードしています。
最新の世論調査によると、EU加盟に賛成する国民は約6割を超えており、EUへの加盟を憲法に明記するかどうかが問われています。
モルドバは旧ソビエト連邦の一部であり、ロシアとの結びつきが強い国ですが、親欧米と親ロシアの対立が続いています。
最近の報道では、ロシアが親ロシア候補への投票を促すために、13万人以上のモルドバ国民に現金を渡したと警察当局が明らかにしており、これが選挙への介入を示唆しています。
このような背景から、モルドバの選挙と国民投票は国内外で大きな注目を集めており、結果がどのように影響を及ぼすかが懸念されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/49494eca4963a3928edd0a02b3991f9c0d1c79b6
モルドバのEU加盟に関するコメントは、様々な視点からの意見が集まっていました。
特に、旧東欧諸国においては、ハンガリーのようにCISやNATOから離脱し、CSTOに参加する可能性を指摘する声がありました。
加盟申請は慎重に扱うべきだとの意見が多く、全会一致の原則についても考慮する必要があるとされていました。
また、モルドバがEUに加盟した場合、ウクライナ国境沿いに住むロシア人の扱いについての懸念も表明されていました。
ロシア軍が常駐している地域の独立の可能性についても議論がありました。
さらに、親欧米的な動きに対しては、CIAの影響を受けた不正選挙に基づく政権交代の懸念が表明され、ロシアの内政干渉に対する疑念も示されていました。
アルメニアの例を挙げて、ロシアについていても良いことはないという意見もあり、EU加盟に対する期待と不安が交錯している状況が伺えました。
最後に、EUがロシアの暴力を容認しているとの見解もあり、加盟のメリットに疑問を持つコメントもありました。