北朝鮮からロシアに派遣された兵士に関する不安が広がり、親たちは息子の安否を確認するために情報交換を始めています。
要約すると2023年10月、韓国とアメリカの政府は、北朝鮮からロシアに約1万2000人の兵士が派遣されたと発表しました。
この情報は、金正恩政権が国内に拡散しないように厳重に管理しているにもかかわらず、すでに多くの市民が知っていることが明らかになりました。
特に、息子を軍に入隊させた親たちの間では不安が広がり、彼らは息子がロシアに派遣されたかどうかを確認しようとする動きが見られます。
取材協力者によると、両江道や咸鏡北道の親たちは互いに情報を交換し、息子の安否を心配して連絡を取り合っています。
派兵の秘密が漏れたため、軍部隊では軍人と民間人の接触を厳しく取り締まっていますが、親たちはコネを使ってお金を払ってでも情報を得ようとしています。
ある親は、息子がロシアに派遣されたことを確認したものの、出発日や帰還日については知らされず、軍からは「近いうちに手紙が来るだろう」とだけ言われたと述べています。
また、韓国政府は派遣された兵士が精鋭部隊である可能性があると推測していますが、実際には一般兵士が派遣されたとの情報もあります。
未確認情報では、北朝鮮兵がウクライナ軍との戦闘で死傷者を出しているとの報道もありますが、北朝鮮国内ではそのような情報は広がっていないとされています。
このような状況は、北朝鮮の内部での不安と緊張を高めており、親たちの心配をさらに深めています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3815184dbec8f50b36ddcfc98c0930c16aca8bc5