ホンダの「フリード」が2024-2025年の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。ミニバンの単体受賞は初めてで、居住性や操縦性が評価されました。
COTYは45年の歴史を持ちますが、ミニバンが単体で受賞するのは初めてのことです。
この受賞は、ファミリーカーとして重用される5ナンバーサイズで3列シートを持つ「フリード」が、居住性や使い勝手の良さを向上させるとともに、動的質感や操縦の喜びを加味した結果だと評価されています。
また、ガソリンエンジンモデルに加え、ホンダ独自のハイブリッドシステム『e:HEV』が魅力の一つとされています。
COTYの選考委員である筆者は、「フリード」に投票した理由として、選考基準が年ごとの記念すべきクルマを選ぶことと、実用性や価格設定を含めたトータル性能の高さにあると述べています。
過去にはトヨタの「プリウス」や「リーフ」などが選ばれたことからも、今年の「フリード」はその基準に見合った優れたモデルであるといえるでしょう。
この受賞は、日本の自動車界に新しい時代の扉を開くものと期待されており、今後の自動車市場においても注目される存在となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5d6a772669e3e588932c8cc2a86dbe8717a4af4a
ホンダのフリードがCOTYを受賞したというニュースに対し、ネット上では多くのコメントが寄せられました。
フリードに乗っているユーザーからは、その静かな走行性能や滑らかな運転感覚に感激したという声が多く、特に後席エアコンの存在が家族やペットとの快適なドライブに貢献したとの意見がありました。
また、燃費が20km/lを超えるという評価も高く、納車から数ヶ月経った今でも運転するのが楽しみだというコメントも見受けられました。
一方で、フリードのデザインや価格については賛否が分かれました。
デザインに関しては、シンプルで飽きが来ないという好意的な意見がある一方で、過去のモデルとの比較で物足りなさを感じるユーザーもいました。
価格の上昇については、少子化や市場の変化により、各メーカーが国内市場を重視しなくなったことが影響しているという指摘もありました。
さらに、フリードの安全性に関する懸念も表明されており、特に運転席の下に空間があることでペットボトルが転がり込む危険性が指摘されていました。
このように、COTY受賞を祝う声がある一方で、デザインや安全性、価格についての懸念も浮き彫りになり、様々な意見が交わされていました。