尹大統領がNATO総長との電話会談で、ロ朝の軍事協力強化に対する懸念を表明し、韓国とNATOの協力を強化する意向を示しました。
要約すると韓国の尹錫悦大統領は、北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長との電話会談を通じて、北朝鮮とロシアの軍事協力の強化に対する懸念を表明しました。
この会談は、北朝鮮がロシアのウクライナ侵攻を支援するために派兵した事実を受けて行われ、両者は情報を共有し、具体的な対応策を議論しました。
尹大統領は、ロ朝の軍事協力が朝鮮半島及び世界の平和を脅かすものであり、韓国政府はこれを決して見過ごさないとの強い姿勢を示しました。
さらに、尹大統領はNATOやその加盟国と共に、段階的かつ積極的な措置を講じる意向を明らかにし、国際的な安全保障の強化を目指しています。
ルッテ事務総長は、NATOがこの問題に対して韓国と協力する準備が整っていると述べ、韓国政府の代表団をNATOに派遣するよう要請しました。
尹大統領もこれに応じ、韓国・ウクライナ及び韓国・NATO間の安全保障協力の強化に向けた措置を早急に進める意向を示しました。
特に、NATO加盟国間の通信ネットワーク「BICES」への韓国の参加手続きが迅速に進むことを期待し、リアルタイムでの意思疎通や情報共有を促進する必要性を強調しました。
両者は、ロシアから北朝鮮への技術移転の可能性を含む違法な協力の動向を注視し、効果的な共同対応策を検討することで一致しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5138f6a3af84dd1c5af0798d4523a8a7b612ac6f