本田技研工業が2025年の四輪モータースポーツ体制を発表。F1ではレッドブルとのパートナーシップの最終年を迎え、スーパーフォーミュラやSUPER GTでも強化を図る。選手育成と技術開発にも注力し、海外展開を進める中でWECへの参戦は未定。
2024年のF1シーズンでは、ホンダRBPTとしてレッドブル・レーシングにパワーユニットを供給し、マックス・フェルスタッペン選手がドライバーズタイトルを4連覇したことを報告。
2025年がホンダとレッドブルのパートナーシップの最後の年であり、全力で戦う姿勢を示しました。
また、国内のスーパーフォーミュラでは、若手とベテランが熱いチャンピオン争いを繰り広げ、チームタイトルを獲得したことも強調されました。
新マシン「シビックTYPE R-GT」を投入したSUPER GTでは、初年度に2位を獲得し、2025年のチャンピオン獲得に向けて挑戦を続ける意向が示されました。
選手育成に関しては、ホンダ・レーシング・スクール(HRS)を通じて優秀な若手選手の海外経験を増やす方針を強調。
特に、フランスのF4選手権での成功を挙げ、2025年にはさらに多くの選手がステップアップすることが期待されています。
海外では、北米のモータースポーツ活動を担うHPDが社名変更し、グローバルな開発体制を強化。
IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権への参戦を通じて、技術開発と人材育成の加速を図ると述べました。
WEC(世界耐久選手権)への参戦については現時点での計画はないものの、渡辺社長は個人的には挑戦したい意向を示しました。
最後に、F1に参戦中の角田裕毅選手についても成長を評価し、さらなる活躍を期待するコメントがありました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/93d2af17942f5e0ab7b49b22e52296ab8149c134