ロシアに派兵された北朝鮮兵士18人が脱走し、食糧不足で拘禁されている。脱走の背景には、教育を受けていた訓練場での待遇不良があったとされる。
要約するとウクライナのメディア「キーウ・インディペンデント」によると、ロシアに派兵されていた北朝鮮兵士18人が脱走し、現在ロシア当局に拘禁されていることが報じられた。
脱走の原因は、数日間にわたって食糧を与えられなかったことに起因しており、彼らは14日に陣地を離れた。
ウクライナ軍は18日、北朝鮮兵士がウクライナ国境から約7キロメートルの地点で集団脱走したことを確認し、ロシア軍が彼らを捜索していると伝えていた。
脱走兵たちは「ロシア軍司令部を捜すために陣地から離れた」と主張しているが、実際には彼らはロシアのクルスク州で拘禁された。
彼らは、現代歩兵戦に関する教育を受けていた訓練場から、約60キロメートル離れた場所で発見された。
報道によると、これらの北朝鮮兵士は、ロシア軍との技術協力を名目に派遣された約40人の精鋭部隊の一部であり、ロシア軍のクルスク地域奪還作戦に投入される予定だったとされている。
一方、北朝鮮の公式メディアはこの派兵に関する情報を全く報道しておらず、専門家は金正恩総書記がこの事実を住民に伝えるべきではないと判断したと考えている。
北朝鮮は昨年夏に水害被害復旧のために兵士を多数派遣したが、その復旧作業は依然として不十分であり、韓国政府は世論の悪化を懸念している。
このため、金正恩政権に対する厳しい批判が高まる可能性がある。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5aef2a70d7d9d73542062967cf5b34d2443e5dd2