北朝鮮製の170㎜自走砲がロシアで大量に目撃され、ロシアの兵器依存が深まっている。北朝鮮からの供給が不可欠になり、海底核兵器技術の移転の可能性も指摘されている。
要約すると最近、北朝鮮が製造した170㎜自走砲を大量に搭載した貨物列車がロシア国内で目撃されたことが報じられ、これによりロシアの北朝鮮製兵器への依存が深まっていると指摘されています。
米国の経済専門メディア『フォーブス』によると、ロシアは長期にわたる戦争の影響で自国の大砲や砲弾が不足しており、北朝鮮からの兵器供給に頼る状況が続いています。
特に、北朝鮮製のM1989「コクサン」自走砲は170㎜砲弾を使用しており、この口径の砲弾を製造できるのは北朝鮮だけという可能性が高いとされています。
これまでロシアは自国で生産できる口径の砲弾を供給してきましたが、前線に投入される北朝鮮製自走砲の増加により、依存度がさらに高まることが予想されています。
ロシア軍はウクライナ侵攻当初、約2000両の自走砲を保有していましたが、ウクライナ軍による攻撃で800両が破壊され、さらに数百両が戦闘不能の状態にあると報告されています。
これにより、ロシアは北朝鮮からの砲弾供給をますます必要とする状況に追い込まれています。
また、北朝鮮がロシアから海底核兵器技術を受け取る可能性も指摘されており、米インド・太平洋軍司令官は、北朝鮮が武器や兵力を提供する見返りにロシアがミサイルや潜水艦技術を提供する可能性が高いと述べています。
このような動きは、北朝鮮とロシアの軍事的な関係を一層強化する要因となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c7bc5d32a075714ea15ad6ab84a517f022f16428