ロシア兵士が北朝鮮兵士に不満を抱き、訓練不足や無礼な行動を指摘。言語の壁も問題視され、両国の軍事協力に疑問が生じている。
22日、ウクライナメディアのRBCは、ウクライナに捕虜となったロシア兵士の尋問内容を報じ、彼らが北朝鮮兵士の行動や態度についての不満を吐露したと伝えた。
ある捕虜は北朝鮮軍について、「理論は不足しているが、訓練は豊富」としながらも、「彼らは無礼で、一般兵士から小銃を奪うこともある」と述べた。
さらに、北朝鮮兵士は「自ら『頭がない』と言い、どこに行くか気にしない」と表現し、「狂った者たち」と形容した。
また、別の捕虜は北朝鮮兵士が武器を不注意に扱う事例を挙げ、自身の同僚に銃を誤射したり、教官に向けて発砲するなどの危険な行動があったことを明かした。
言語の壁も問題視され、捕虜は「北朝鮮兵士から遠ざかるほど静かになる」と述べ、彼らがウクライナのドローンやロシアのドローンを区別せずに攻撃する様子に危機感を抱いていることを示した。
この一連の発言は、ロシアと北朝鮮の軍事協力の現状や、両国の兵士間の信頼関係の欠如を浮き彫りにしている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/70f7b128b8604fc4d5cd9286b01de8293643108d
ロシア兵士と北朝鮮兵士の間には互いに不満が存在し、軍事協力がうまくいかない状況が指摘されていました。
コメントの中には、北朝鮮兵士がロシア兵士に対して不満を抱いている可能性も示唆されており、どちらも困難な立場に置かれている様子が浮き彫りになっていました。
特に、北朝鮮兵士は異国の戦場で自国のためではなく、指導者の利益のために戦わされているという意見が多く見られました。
彼らは命令に従うことが求められ、戦場での混乱やコミュニケーションの問題が懸念されていました。
言語の違いや文化的背景の違いから、北朝鮮兵士はロシア兵士との連携が難しく、誤射や混乱が生じる可能性が高いとされていました。
また、北朝鮮兵士が自国のために戦う意義を見失っているという意見もあり、彼らの立場に同情する声もありました。
さらに、物資の不足や戦場での生活環境の厳しさについても懸念が示されており、今後の展開が注目されていました。
全体として、ロシアと北朝鮮の兵士たちの状況は非常に厳しく、互いの信頼関係や協力関係が試されていることが伺えました。