ウクライナ軍が公開した北朝鮮軍のドローン対策手帳には、兵士がドローンを誘引し、他の兵士が一斉に射撃する戦術が記載されている。北朝鮮軍はドローン攻撃に脆弱で、実戦経験が不足しているとの指摘もある。
この手帳には、死亡した北朝鮮兵士が書いたとされる内容が含まれており、特にドローンへの対策が詳細に記されている。
ウクライナ特殊作戦軍(SOF)は、ドローンを撃墜するための「ドローン狩り法」と呼ばれる戦術を示した絵を公開。
具体的には、3人の兵士が合同作戦を行い、1人がドローンを誘引する役割を担い、残りの2人がそのドローンを一斉射撃で撃墜するという方法が描かれている。
また、砲撃から生き残るための戦術も記載されており、砲弾が落ちるくぼみに身を隠してから突撃するという内容が含まれている。
ウクライナ軍は、この戦術が本当に北朝鮮のものなのか、あるいはロシアから教えられたものなのかは不明であるとしつつ、特に「生きたエサ」を使う方法に注目している。
西側の軍当局は、北朝鮮がロシアを支援するために約1万1000人を派遣したと推定しているが、北朝鮮軍は開けた地形でのドローン攻撃に対して脆弱であることが明らかになっている。
ウクライナ国防省情報総局(GUR)は、北朝鮮軍の実戦経験が不足しており、現代戦においてはあまり影響を及ぼしていないと指摘している。
さらに、北朝鮮軍は従来の戦術をほぼ変えずに歩兵進撃を準備していると報じられている。
一方、親ロシアのテレグラムチャンネルは、北朝鮮軍の負傷兵がモスクワの病院で治療を受けている様子を示す動画を公開し、彼らの余裕のある姿が映し出されている。
これに対し、ウクライナ側が伝える北朝鮮軍の被害状況とは対照的な評価がなされている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3701794e3a657360a3ebeb23727f8fdfe71e729e
コメントの内容は、北朝鮮軍のドローン対策に関する懸念や兵士たちの状況について多様な意見が寄せられました。
多くのコメントでは、ドローンによる攻撃の危険性や、それに対する兵士たちの無防備さが指摘されていました。
特に、徒歩兵が空を見張ることなく地面の危険に気を取られている点について疑問が呈され、戦術の不備が浮き彫りになっていました。
また、ドローンによる攻撃を受けた兵士たちの運命を悲しむ声も多く、彼らの苦しみや無事を願うコメントが目立ちました。
戦場の現実は厳しく、北朝鮮の兵士たちが抱える葛藤や心情についても触れられ、戦争の悲惨さが強調されていました。
さらに、ドローン戦術の進化や、今後の北朝鮮の軍事戦略に対する予測も述べられ、自国を守るための戦いが他国での戦争にどのように影響するのかについても考察されていました。
全体として、戦争の残酷さや兵士たちの運命に対する同情が強く表現されていました。