ホンダと日産が経営統合に向けた協議を開始しました。これにより、両社は世界第3位の自動車メーカーとなり、中国メーカーへの対抗力を高める狙いがあります。
この統合が実現すれば、両社は世界第3位の自動車メーカーとなり、中国の自動車メーカーに対抗するための経営資源をより多く得ることができるとしています。
日産はすでに三菱自動車と提携しており、三菱もこの経営統合に向けた協議に参加することが決定しています。
もし統合が実現すれば、ホンダと日産はトヨタ自動車と独フォルクスワーゲン(VW)に次ぐ販売台数を誇る自動車メーカーとなる見込みです。
自動車業界の統合はこれまでも行われており、20世紀初頭には米ゼネラル・モーターズ(GM)が多くのブランドを買収して再編が進められました。
しかし、異なる企業同士の統合は必ずしも成功するわけではなく、1998年には独ダイムラー・ベンツが米クライスラーを買収しましたが、10年後には両社が分離する結果となりました。
クライスラーはその後、経営破綻し、連邦政府の救済を受けた後に欧州のグループPSAと統合し「ステランティス」が誕生しています。
ホンダと日産は、ガソリン車から電気自動車(EV)への移行を進める中で、業界全体の取り組みにかかる費用や課題に直面しており、特に中国メーカーとの競争が激化しています。
米金融大手モルガン・スタンレーのアナリストも、ホンダと日産の経営統合に向けた協議がさらなる業界再編につながる可能性があると指摘しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/59bd6a3920568152c1301cd2a1efccb63b55968b
ホンダと日産の経営統合協議についてのコメントは、多岐にわたる意見が寄せられていました。
賛成派は、日本の自動車メーカーが二強体制になることを評価し、良い方向に進むことを期待していました。
一方で、懸念の声も多く、特に日産の経営状況が悪化していることを指摘する意見が目立ちました。
統合がもたらす影響について、工場の統廃合やリストラの可能性を心配する声もあり、関連産業への影響も懸念されていました。
また、経営陣の判断や株主の支持についても注目が集まっており、将来的な展望に不安を抱くコメントが多かったです。
全体として、経営統合に対する期待と不安が入り混じった反応が見受けられ、特に日産の経営陣への批判や、他社との競争に対する懸念が強調されていました。
コメントの中には、統合の決定がまだ未定であることを指摘する意見もあり、今後の動向に注目が集まっている様子が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
結果的にみて日本における自動車メーカが2強体制になるということには賛成です。
経営陣の判断を支持するかどうか注目しています。
これからこんなAI満載のスマートカーと対抗するのに自動車メーカー同士がくっついて勝算があるのか?
統合後の株買って応援する予定です。
この統合話…景気の良い事が前面に出ているが、日産の後ろの影には「ルノー」が微笑んでいます。