ウクライナ軍に捕虜となった北朝鮮兵が負傷により死亡したことが報じられ、ゼレンスキー大統領が詳細を明らかにしました。これは北朝鮮兵がウクライナで捕虜となった初のケースとされています。
この事例は、北朝鮮兵がウクライナの戦争捕虜となった初めてのケースとされ、韓国の情報機関も同様の情報を確認しています。
ゼレンスキー氏は、捕虜となった兵士の人数は不明であるとしながらも、彼らが蘇生不可能な重傷を負っていたと述べました。
また、北朝鮮の部隊はロシアのクルスク州でロシア側に立って戦闘に参加しているとされ、損耗が大きいことが報告されています。
ウクライナは、今年8月にクルスク州への電撃侵攻を開始し、ロシアはそれに対抗するために兵士を転戦させている状況です。
ゼレンスキー氏は、北朝鮮軍が深刻な損耗を被っていることを指摘し、ロシアが北朝鮮兵を「最低限の防護」で戦場に送り込んでいることを非難しました。
さらに、韓国情報機関は、同盟国と共有するリアルタイムの諜報を通じて捕虜拘束の情報を受け取ったと述べていますが、具体的な国名は明かしていません。
ロシアと北朝鮮は、ロシア国内に展開する北朝鮮兵の存在を公式には認めていないものの、米国やウクライナ、韓国の情報機関の推計では、ロシア国内に約1万1000人から1万2000人の北朝鮮兵がいるとされています。
これらの兵士の一部は、クルスク州の奪還を支援するためにロシア軍と共同作戦に従事しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b7bfc4472a6cd7a205031152f787c3f287527cd4
ウクライナで北朝鮮兵が初めて捕虜となり、負傷者が死亡したというニュースに対するコメントは、北朝鮮兵士の厳しい状況や戦争の残酷さに焦点が当てられていました。
多くのコメントでは、北朝鮮の兵士たちが自国のためではなく、無理やり戦地に送られたことに対する同情が表現されていました。
「いきなり行けといわれて行った外国の戦地で、疲れ果て、戦うこともできず捕虜にもなれず、寒さと戦っている」といった意見が見られ、彼らの不幸な運命に心を痛める声が多かったです。
また、北朝鮮の家族への処罰を恐れて自殺した兵士の話もあり、彼らの人生がどれほど悲惨であったかが伺えました。
さらに、北朝鮮兵士が実際にどのような背景を持っているのかについて疑問を呈するコメントもあり、彼らのアイデンティティの不明瞭さが指摘されていました。
全体として、コメントは北朝鮮兵士に対する同情や、戦争の無情さを強調するものでした。