ウクライナがロシア南西部のクルスク州で反撃を開始し、ロシアに「当然の報い」を警告。両軍の激しい戦闘が続いている。
この反撃は、ウクライナ軍がクルスク州の各地でロシア軍に対して奇襲攻撃を行った結果であり、ウクライナの偽情報対策センターのコバレンコ所長が明らかにした。
ウクライナのイエルマーク長官は、テレグラムで「朗報だ」と述べ、クルスク州でのロシア軍の状況を指摘した。
ウクライナ軍は昨年8月からクルスク州への越境攻撃を開始し、ロシア軍と北朝鮮兵が反撃を試みているが、ウクライナ軍は占領地の大半を保持している。
ロシア国防省は、ウクライナ軍の攻撃を阻止するために反撃を行ったと報じており、特にベルディン村付近でウクライナ軍の戦車2台と装甲車12台を撃退したと述べている。
また、ウクライナ軍に対して空軍を使用したとも報告されている。
スジャ地域では激しい戦闘が行われているとの情報もあり、ロシア軍の航空隊と砲兵隊が対抗している。
CNNは、戦場の状況を確認できていないが、ウクライナ軍の攻勢はロシアとその支援国を驚かせた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、最近の戦闘でロシア軍が北朝鮮兵と空挺部隊を失ったと述べており、両軍の支配地域にはここ数ヶ月で劇的な変化は見られていない。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/def33d4ec7beec5e0c078c95f64fd4f9cc91ebf6
クルスク州でのウクライナ軍の反撃に関するコメントは、さまざまな視点からの意見が寄せられていました。
北朝鮮兵が地雷原を突破したという報道に対しては、実際には彼らが地雷除去のための突撃兵として使われ、結果的に大きな損失を被ったのではないかという見解がありました。
また、ウクライナ軍の攻撃がロシア側の守りを固めた状況下で行われているため、さらなる損失を招く可能性があるとの意見もありました。
さらに、ウクライナの民意が「領土を失った形での停戦」に傾いているとの報告があり、ゼレンスキー政権が国民の支持を得るために反撃を強化する必要があるとされました。
クルスク州の攻撃が国威発揚の意味を持つ一方で、形勢の逆転を期待する声は少なく、戦況の厳しさが浮き彫りになっていました。
ロシアの報復やアメリカの支援の行方についても懸念が示され、早急な停戦を求める声が多く見られました。
全体として、ウクライナ軍の行動に対する疑問や不安が広がっており、戦争の終息が求められていることが伺えました。