スズキがフルBEV「eビターラ」を発表し、イタリアとインドでの先行披露を予定。安全性とパフォーマンスを兼ね備えた新型SUVが2025年に登場。
要約するとスズキが初のフルBEV（バッテリー電気自動車）モデル「eビターラ」を発表し、2024年11月にイタリアでワールドプレミアを行うことが決定しました。
この新型SUVは、スズキのコンパクトSUVの強みを活かしたデザインで、エモーショナルな多用途クルーザーをコンセプトにしています。
2025年1月にはインドで行われる「Bharat Mobility Global Expo 2025」で披露され、同年夏にはインド市場への導入が予定されています。
eビターラの最大の特徴は安全性を重視したリン酸鉄リチウムイオンバッテリーと、モーターとインバーターを一体化した高効率のeAxleを搭載している点です。
この技術により、発進時や追越し時のシャープな加速性能が実現されています。
また、49kWhと61kWhのバッテリー容量を選べる2WDモデルに加え、61kWhモデルには電動4WDも用意されています。
4WDモデルは、特に悪路走行時において、片側のタイヤが空転した際にブレーキをかけ、逆側のタイヤに駆動トルクを配分するLSD機能を備えており、スムーズな脱出を可能にします。
プラットフォームには新たに開発した「HEARTECT-e」を採用し、軽量構造と高電圧保護を両立させています。
これにより、広い室内空間を確保しつつ、電池容量も最大化されています。
スズキのBEV世界戦略車として、eビターラは今後の市場において注目のモデルとなるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bda458cc521c86f70bc9d81a2e54f2f09df1ace3