ウクライナ兵士がロシア兵士との激闘の末、自爆を選ぶも生きていたという衝撃的な映像が公開され、戦争の悲劇と人間の尊厳が描かれた。
要約すると昨年秋、ウクライナ・ドネツィクで撮影された映像が話題を呼んでいる。
この映像には、ウクライナ兵士とロシア兵士が白兵戦を繰り広げる様子が映し出されており、特にウクライナ兵士が手榴弾を爆発させて自死を選ぶ場面が衝撃的だ。
映像によると、ウクライナ兵士はロシア兵士の自動小銃を掴み、近接戦に突入。
彼は短剣で何度も攻撃を受け、大きな負傷を負う。
戦闘の最中、ウクライナ兵士は「あなたは世界最高の戦士だ」と称賛し、戦いをやめるよう提案する。
ウクライナ兵士は「母さん、さようなら」と言い残し、手榴弾を取り出して爆発させる。
この映像はウクライナ軍人のヘルメットに装着されたカメラで撮影されたもので、最近公開された無人機（ドローン）映像には、ウクライナ兵士が「一人で死ねるようにしてほしい」と懇願する姿も映っている。
ロシア兵士は彼の要求に応え、距離を取りながら「安らかに眠れ」と最後の挨拶をする。
初めはウクライナ兵士が自爆したとの報道があったが、実際には彼は生き残っており、戦友であるアンドレイ・グリゴリエフ氏が彼の苦痛を和らげるために銃で撃ったという。
グリゴリエフ氏は「私たちの戦いは残酷だったが、互いを尊重する姿があった」と語り、ウクライナ兵士が最後に「ありがとう」と言ったことを明かした。
このエピソードは、戦争の悲劇と人間の尊厳を浮き彫りにしている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ca835b1c8776124d6c84482fd5d5f93f7c194641