日産自動車がR32型スカイライン GT-RをEV化した特別仕様車を東京オートサロンで公開し、多くの注目を集めています。オリジナルの雰囲気を残しつつ最新技術を搭載したこのモデルには、ファンからの賛否が寄せられています。
このモデルは1989年にデビューした名車で、GT-Rクラスの復活を果たした重要な存在です。
日産の有志チームは、「最新の電動化技術を使って、伝説のモデルを後世に残したい」という思いから、約1年をかけてこのEV化プロジェクトに取り組みました。
展示された車両は、オリジナルのトルクウエイトレシオに調整されたモーターを搭載しており、パドルシフト機能を持つことでマニュアルギアシフトの感覚を再現しています。
また、メーターやセンターコンソールにはオリジナルを意識したグラフィックが投影され、懐かしさを感じさせるデザインが施されています。
この特別仕様車は、ファンからの賛否が分かれつつも、「やるだけで価値がある」と評価されるなど、多くの注目を集めています。
日産の公式Xアカウントでは、エンジンルームやステアリング周辺の写真も公開されており、現地に行けなかったファンも情報を楽しむことができます。
EV化されたR32型スカイライン GT-Rに対する反応は多岐にわたり、懐かしさやシステムの詳細を知りたいという声が寄せられています。
日産自動車は、こうしたフィードバックを受けて、さらなる情報発信を続けていく予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b9958466217e0015ced6826f97d0d6bb5eebe05f
日産R32型スカイラインGT-RのEV化特別仕様車に関するコメントは、非常に多様な意見が寄せられました。
多くのコメントでは、R32の魅力がRB26DETTエンジンにあるとし、そのエンジンを取り除くことはGT-Rの本質を損なうとの意見が多かったです。
特に「GT-RはやはりRB26DETTを積んでこそGT-Rの価値がある」という声が強く、過去の名車に対する愛着が見受けられました。
また、「全ての車両は、あの時あの車だから価値がある」とのコメントもあり、時代背景やデザインの重要性が指摘されていました。
しかし、EV化に対して否定的な意見が多い中でも、「自分的にはアリだと思う」という肯定的な意見もあり、技術革新を期待する声もありました。
特に、現代の技術を取り入れた新しいスポーツカーの開発を望む意見も存在しました。
「日産にはどんどん挑戦して欲しい」とのコメントからは、企業の挑戦を支持する姿勢が伺えました。
ただ、全体的には「RB26じゃないGTRなんてありえへん」との強い反発が多く、日産の方向性に疑問を持つ声も少なくありませんでした。
特に、EV化に伴うコストや性能の変化について懸念を示す意見もあり、バッテリー交換の高額さやエンジン音の欠如が「つまらない」という声がありました。
こうしたコメントからは、R32のアイデンティティと新技術の融合が難しい課題であることが浮き彫りになりました。