ウクライナのドネツク州で、フクロウがロシアの偵察ドローンを撃墜する映像が話題に。ロシアの陰謀論とも関連し、戦闘の激化が続く中での出来事となっている。
この動画では、フクロウが無人機に向かって飛んでくる様子が映し出されており、その瞬間が捉えられている。
ウクライナの報道機関「Censor.net」や他のソーシャルメディアでは、このフクロウが「ウクライナのバイオラボから来た」との主張が流れている。
ロシアは開戦初期から、米国がウクライナで生物兵器を開発しているという陰謀論を広めており、イゴール・コナシェンコフ少将がその発端となった。
ウクライナ政府はこの主張を否定し、「ウクライナには外国の生物学研究所は存在しない」と明言している。
この陰謀論は新型コロナウイルスのパンデミック時にも言及されている。
さらに、ウクライナの軍事ブロガーは、フクロウによって撃墜されたドローンがドネツク州での偵察任務中であったと報告している。
最近、同州では戦闘が激化しており、ロシアはポクロウシクを含む都市を掌握しようと試みている。
また、戦争の初期には猫が前線に送り込まれ、ネズミ駆除の役割を果たしていた。
ウクライナ軍は、遠隔操作のロボット犬を導入し、弾薬の運搬や監視活動を行っている。
2024年夏には、英ブリット・アライアンスが開発したロボット犬が30台以上ウクライナに供給される予定だ。
アントン・ゲラシチェンコは、このフクロウの撃墜に対するロシアの反応を皮肉交じりにコメントしている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/557098c1f9b4fbb2e1313e4005ab6bd41a2896ec
フクロウがロシアのドローンを撃墜したというニュースに対して、多くの人々がコメントを寄せました。
コメントの中では、フクロウやカラスといった鳥類がドローン防衛に活用できるのではないかという意見が多く見られました。
例えば、鷹匠の職業を引き合いに出し、フクロウがドローンを撃墜すること自体は不思議ではないとする意見がありました。
また、昼間のカラスがドローンを襲うことができるというコメントもあり、動物と人間の協力による新たな戦力の可能性が示唆されました。
さらに、過去の軍事利用の例として、第二次世界大戦中に犬に爆弾を取り付けて使用した事例が挙げられ、動物の訓練や利用についての歴史的な視点も感じられました。
一方で、フクロウが怪我をしないか心配する声もあり、動物に対する優しさが表れました。
全体として、フクロウの活躍を称賛しつつ、動物の扱いについても考慮するコメントが多く寄せられたことが印象的でした。