『Anyca』がサービス終了、悪質な利用者のトラブルが続出した実態が明らかに。
このサービスは、個人が所有する車を他の人に貸し出す形で運営され、多様な車種を安価に借りられることから人気を博していました。
しかし、開始から10年も経たずに終了することとなった背景には、悪質な利用者によるトラブルが多数発生していたことがあります。
記事では、具体的な事例として、車内から発見された覚醒剤や、貸し出した高級車が無断で売買されたケース、さらには飲酒運転のトラブルなどが紹介されています。
特に、関西地方の利用者が車内で覚醒剤を発見した際の驚きや、警察への通報の様子が詳細に描かれています。
また、貸し出した車がジモティーに出品され、別の利用者が高級スポーツカーを勝手に売ろうとした事件も報告されています。
飲酒運転のトラブルでは、貸し出した車が汚れた状態で返却され、ドラレコには飲酒運転の様子が記録されていたことが明らかになりました。
『Anyca』の運営会社は、トラブル解決に関しては当事者同士で行う方針を貫いていたため、利用者の意識や運営側の管理体制に課題が残っていたことがサービス終了の一因とされています。
個人間カーシェアは便利なサービスである一方で、利用者同士の信頼関係や適切なルールの整備が求められることを浮き彫りにしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8becb8d52881f159b322d150b329cbdf6f398cef
『Anyca』のサービス終了に関するコメントでは、個人間の車の貸し借りに伴うリスクやトラブルが多くの利用者の懸念として挙げられていました。
特に、悪質な利用者によって起こる問題が心配され、実際に友人が薬物の運搬に利用された事例が紹介されるなど、深刻な影響が語られていました。
このようなトラブルがある中で、プラットフォーマーである『Anyca』がトラブル解決にあまり関与せず、当事者同士での解決を求める姿勢が批判される場面もありました。
利用者の中には、見知らぬ人に自分の車を貸すことに強い抵抗感を抱く人が多く、特に車内の状態や返却時のトラブルを心配する声が多く見られました。
また、個人間での貸し借りはリスクが高く、過去にトラブルがあった場合の補償が不十分であることも指摘され、法整備の必要性が訴えられていました。
さらに、性善説に基づくビジネスモデルがもはや通用しないとの意見もあり、個人の資産を知らない人に貸すことへの疑問が強調されていました。
全体として、サービスの利用に対する慎重な姿勢が見受けられ、個人間の貸し借りには多くのリスクが伴うことが強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
面識のない個人間同士だと、こういった輩が悪用することはあるだろう。
知人は小中のころの同級生に、初日の出ドライブに行きたいから車を貸してと言われ、貸した所、薬物の運搬に使われ、その友人は逮捕。
『Anyca』は単なるマッチングサービスを提供する会社というスタンスなので「トラブル解決は当事者同士でお願いします」と深入りしない方針を貫いていた。
私は田舎暮らしの社会人なのでマイカーが必須なんですが、都会の方だとカーシェアの方が良い場合もありますよね。
そもそも何だけど自分の車を見ず知らずの人に貸せるって感覚が私には理解出来ない。