衆院選で東京11区の下村博文氏が落選し、10期連続当選は達成できなかった。無所属での厳しい戦いを認め、支援者への謝罪を行った。
要約すると衆院選の投開票が行われた27日、東京11区(板橋区)で無所属の下村博文氏が落選確実となり、10期連続当選は達成できなかった。
開票速報が始まると、事務所にいた陣営関係者からはため息が漏れ、下村氏は午後8時18分に会場に姿を現した。
彼は支援者に対し、「せっかく皆さんには全力で応援していただいたにもかかわらず、私の不徳にいたすところでございます」と謝罪し、厳しい選挙戦だったことを認めた。
下村氏は党員資格停止を受けての無所属での戦いであり、選挙前からの支援に感謝しつつも、結果に対する申し訳なさを強調した。
さらに、共産党機関紙が非公認議員に2000万円を支給した報道に対しては、「ものすごくマイナスになりました」と怒りを表明した。
今後については、「国民の皆さんの信頼回復のためにあらゆることをすべき」と前向きな姿勢を示し、まずは支援者への感謝を述べることを優先すると語った。
下村氏は旧安倍派に所属し、文教族の看板議員だったが、今回は「政治とカネ」と旧統一教会問題の影響で初めて無所属での出馬となった。
過去の選挙でも逆風にさらされながらも勝利を収めてきたが、今回はその逆風を乗り越えることができなかった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5058bdf8525291bfa03677d34fa61141b5e56ab2