電気自動車（EV）には、駆動用と別に12V補機バッテリーが必要で、これが上がると走行不能になることがある。
この補機バッテリーは、ドアロック解除やカーナビ、オーディオなどの電装系を動かすために必要で、エンジン車と同様の役割を果たす。
EVの駆動用バッテリーは高電圧であり、通常はスリープ状態にあるため、システムを起動する際にはこの12Vバッテリーが重要な役割を果たす。
もし12Vバッテリーが上がってしまうと、駆動用バッテリーが満充電であってもEVは起動できず、走行が不可能になる。
これは多くのEVユーザーが知らない事実であり、特にルームランプを点けっぱなしにするなどのミスが原因で発生することがある。
また、12Vバッテリーが完全に上がると、ドアロックも解除できず、車両に乗り込むことすらできなくなる。
さらに、他車のバッテリーを使ってジャンプスタートすることは可能だが、EVからエンジン車へ電力供給することはできないため、注意が必要である。
EVのバッテリーシステムに対する理解を深め、特に12Vバッテリーの重要性を認識することが、より安全な運転に繋がるだろう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e5620cd07783f71d5e9da0038b76fdf29282fb62
コメントの中では、EVやハイブリッド車における補機バッテリーの重要性やその注意点が多く取り上げられていました。
特に、近年の車両においては電子機器が増えているため、補機バッテリーが上がりやすくなっているという意見がありました。
あるユーザーは、自身のメルセデスC220dの経験をもとに、バッテリーが減ることで燃費が悪化することを指摘し、頻繁に補充電が必要であると述べていました。
また、EVの設計が従来の車両の延長線上にあるため、鉛バッテリーが残っている現状についても意見がありました。
将来的には、EV専用の設計が進むことで鉛バッテリーは不要になるのではないかという見解もありました。
さらに、補機バッテリーが上がると車両の機能が制限されることがあるため、軽量なリチウムイオン電池の導入を求める声もありました。
他にも、補機バッテリーが必要な理由やその充電方法についての関心が高まっていることが伺えました。
全体として、補機バッテリーの重要性やその管理の必要性が多くのユーザーに認識されていたことが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
ハイブリッドも同じです。
これ知らない人多いんですよね。
テスラは12V補機バッテリーも小型軽量なリチウムイオン電池。
エンジン始動しないなら、重たい12V鉛バッテリーより、バイク用の軽いリチウム電池で十分だろう。
最近は色んなバッテリーを使う装備があるから走らないハイブリッドは簡単にバッテリーが上がってしまう。