ウクライナ戦争後の国際情勢において、独露日三国同盟の可能性を佐藤優氏が考察。ドイツの経済危機と政治変動が影響を与えるか。
特に、独露日三国同盟の可能性に焦点を当てています。
佐藤氏は、エマニエル・トッド氏の著作『西洋の敗北』を引用し、アメリカの影響力が低下する中で、日本とドイツがロシアと手を結ぶ可能性について言及します。
これにより、ユーラシア大陸における新たな勢力の形成が考えられるとしています。
ドイツの政治情勢も重要な要素で、最近の信任投票の否決や、総選挙を控えた状況が述べられています。
ドイツでは、経済的な困難が増し、エネルギー価格の高騰が企業の雇用維持を難しくしていることが指摘されています。
特に、ロシアからの天然ガス供給が停止したことで、ドイツの経済は厳しい状況にあり、これが「ドイツのための選択肢」という新たな政党の台頭を促す可能性があると述べています。
さらに、ドイツ社会の変化も触れられ、ホームレスの増加や若者の行動がアメリカ化している様子が描写されています。
最終的に、ドイツがロシアとの関係を再構築し、エネルギー供給を安定させる動きが出てくるかもしれないとの見解が示されています。
これにより、独露日三国同盟の実現が現実味を帯びてくるのではないかと予測しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ebc2723a03582040d107f307f73ce4c5a6a0152f
コメントでは、ドイツの経済が厳しい状況にあることが強調されていました。
特に、ウクライナ支援が表向きの理由である一方、実際にはマイナス成長が続いているという指摘がありました。
また、貿易統計においても、米国や中国向けの輸出は好調であるものの、欧州向けの輸出が悪化しているという現実が述べられていました。
さらに、日本がロシアからの天然ガスを輸入していることが、安価で安定したエネルギー供給に寄与しているとの意見もありました。
ウクライナの停戦交渉についても、無益な戦闘を避けるために早期の話し合いが必要だとの意見があり、経済的な影響を考慮するべきだという声が上がっていました。
国際政治においては、佐藤優氏の見解に対する賛否があり、特にロシア寄りの意見が時に見受けられるとの指摘がありました。
また、ドイツのエネルギー供給の一部を担っていた「ノルドストリーム」の破壊については、アメリカによるテロ行為とみなされ、その受け入れがドイツの主体的な意志の崩壊を示しているとの意見がありました。
歴史的な負い目が影響しているとの見解もあり、日本が同じ過ちを繰り返さない保証はないとの懸念が示されていました。
最後に、ロシアとの関係についての軽いジョークもあり、国際政治の複雑さを反映しているコメントが多く見られました。