衆院選で石破政権への国民の怒りが与党に直撃し、多くの大物議員が落選。自民、公明両党に厳しい結果が響いた。
特に自民党では、党派閥の裏金問題で処分を受けた閣僚経験者や旧派閥幹部に加え、現職閣僚2人も落選したことが報じられた。
この背景には、石破政権への失望があり、特に「政治とカネ」の問題だけでなく、政策面での「変節」や「トーンダウン」が目立っていたことが影響を及ぼしている。
また、連立を組む公明党にもその波が及び、石井啓一代表を含む小選挙区候補11人中7人が落選するという痛手を被った。
非公認で立候補した下村博文氏は、選挙事務所で「信頼を取り戻すべく連日訴えたが、力が及ばなかった」と述べ、頭を下げた。
下村氏は、文部科学大臣や党政調会長を歴任した実力者だったが、逆風を跳ね返すことができなかった。
さらに、裏金事件に関与した他の議員も厳しい結果に直面し、党の公認を得たものの比例代表との重複立候補が認められなかった候補も苦戦した。
丸川珠代元五輪相は、選挙期間中「おわび行脚」を行ったものの、支持を得られず敗北を認めた。
彼女は「力不足」と自身の活動を振り返り、信頼を得ることができなかったと語った。
旧二階派の武田良太元総務相も厳しい情勢に直面し、選挙活動を続けたが成果には結びつかなかった。
全体として、裏金問題に関与していない自民党候補にも厳しい審判が下り、与党全体が国民の怒りを受け止める結果となった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9ea374d5af22cf6c648232438939080d2c48982f
ネット上のコメントでは、石破政権の落選に対する国民の怒りが主なテーマとして取り上げられました。
多くのコメントが、今回の選挙結果は石破政権への直接的な不満ではなく、安倍長期政権から岸田政権にかけての政策や問題に対する不信感が根底にあると指摘しました。
特に、裏金問題や統一教会との癒着が国民の信頼を失わせ、結果的に議員たちの落選につながったという見方が強かったです。
落選した議員たちは、自らの行動や考え方が国民の意見とズレていたことを認識し、反省する必要があるとの意見も多く寄せられました。
また、国民は物価高や生活の厳しさを感じており、それに対する政治家の無関心さが怒りを引き起こしたとも言われています。
さらに、石破政権に対する怒りを他者に転嫁する姿勢が批判され、国民に対する説明責任を果たさなかった議員は反省すべきだとの意見も見受けられました。
全体として、今回の選挙は政治家たちにとって大きな教訓となり、国民との信頼関係を再構築する必要性が強調されていたようです。
ネットコメントを一部抜粋
公明党は今回の選挙を機会に自民党との連立与党を解消すべきだろう。
今回の選挙結果は石破政権への国民の怒りとは考えにくい。
落選した議員は、自分の胸に手を当てて何故そうなったのか考えてみてください。
統一教会との関係が不快だった。
国民は今、日々物価高で苦しんでいる時に、不法な金銭問題が明らかになった。