フジテレビの中居正広さんとのトラブルを受け、企業体質の見直しが求められています。スポンサー企業のCM差し替えが相次ぎ、フジテレビの対応が不十分と批判されています。第三者委員会を設置し、調査を行う方針ですが、性加害問題への真剣な取り組みが必要です。
この問題は、フジテレビの企業体質に対する厳しい問いかけを引き起こしています。
特に、スポンサー企業のCM差し替えが相次いでいることからも、同局のトラブルへの対応が不十分であることが明らかです。
中居さんは「全責任は私個人にある」とし、芸能界からの引退を発表しましたが、フジテレビの当時の幹部もこの事態を重大と認識していたとされています。
しかし、同局の対応には女性の人権や性加害の問題を軽視しているとの疑念が生じています。
女性の心身やプライバシーを理由に本格的な調査を行わなかったことは、人気タレントとの関係を優先した結果ではないかと指摘されています。
さらに、昨年12月までの1年半にわたって中居さんを番組に起用し続けたことも、女性への二次被害を考慮していなかったのではないかという懸念を呼んでいます。
米投資ファンドからは「企業統治に重大な欠陥がある」と指摘され、港社長は17日にようやく記者会見を開きましたが、その内容は不信を招くものでした。
フジテレビは新たに独立した第三者委員会を設置し、事実関係とその後の対応を調査することを表明しましたが、芸能界や放送業界には依然として性加害に甘い体質が残っているため、これを機に根本的な改革が求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/31a4b06a0547f1d09df4d1912ad1dbb41eb99ffd