山上信吾氏が語る日本外交の課題と中国の影響

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群馬での講演で、山上信吾氏は日本外交の懸念点として中国を挙げ、トランプ米大統領との関係構築の重要性を強調。日本の抗議が伝わっていない問題や、自由民主主義陣営の内政混乱についても言及した。

要約すると群馬「正論」懇話会で22日、前駐オーストラリア大使の山上信吾氏が「復活のトランプと日本の活路」というテーマで講演を行った。

山上氏は、トランプ米大統領の政策が「自信とスピード」にあふれていると指摘し、日本の石破茂首相がそのテンポに対応できていないと批判した。

特に、トランプ氏との会談に向けて十分な戦略を練る必要があるとしつつ、山上氏は「戦略が必要なのは中国の習近平氏だ」と強調した。

日本外交の懸念点として、山上氏は中国を挙げ、「毅然とものを言えなくなっている」と警鐘を鳴らした。

具体的な事例として、2022年の台湾周辺での中国の軍事演習や、福島第1原発の処理水放出に対する中国の「核汚染水」という表現、靖国神社の落書き事件、日本人男子児童の刺殺事件などを挙げ、いずれも日本の抗議が十分に伝わっていないと述べた。

さらに、ウクライナ戦争に関連して北朝鮮ロシアの軍事的接近が進む中、自由民主主義陣営の内政が混乱していることにも言及し、中国やロシアの首脳がその様子をほくそ笑んでいると指摘した。

山上氏は、外交は単なる友好関係の構築ではなく、強さが抑止力を保つために必要であると警鐘を鳴らし、日米関係についても日本製鉄の米国企業買収計画に対するバイデン政権の中止命令に対して、日本政府が巻き返しを行えていないと批判した。

岸田文雄首相(当時)が米連邦議会で演説した際に、中国の鉄鋼攻勢に対抗するための協力を訴えるべきだったと述べた。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6e34e83948bd4ee8e06cf5b827edb01aed07c1b9

ネットのコメント

コメントでは、日本の外交に対する懸念や意見が多く寄せられました。

特に、台湾との関係強化や協力が必要だとの意見がありました。

日本が正式な国交を持たなくとも、自然災害などでお互いに助け合う関係を築くべきだという考えが示されていました。

また、現政権の中国へのVISA取得緩和が愚策であるとの批判もあり、国境を侵害されている中での対応に疑問を呈する声がありました。

さらに、米国の影響を受けた日本外交のあり方についても意見が分かれ、特に自民党の親中派の存在が懸念されていました。

外交においては、強い立場を保つことが重要であり、友好関係だけでは不十分だという意見もありました。

石破政権に対する批判が目立ち、外交センスの欠如や国益を損なう行動に対する懸念が強調されていました。

全体として、日本の外交政策に対する不安や期待が交錯する中で、より強固な国際関係の構築が求められていることが伺えました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 日本は台湾との関係強化を進めるべきだと思います。

  • 現政権の中国へのVISA取得緩和は愚策中の愚策です。

  • 中国とは緊張関係が続いてきたが、交易もしてきた。

  • 外交において友好関係だけでは不十分だという意見もありました。

  • 石破政権には日中友好議員連盟のメンバーが多く、まともな外交ができない。

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