博報堂DY ONEがAIアプリ開発プラットフォーム「Dify」の導入支援専門組織を発足し、企業向けにノーコードでのAIアプリ構築をサポートします。
この専門組織は、コンサルタントとAI専属エンジニアで構成され、各企業のニーズに応じたソリューションを提供することを目的としています。
Difyは、ノーコードでAIアプリケーションの構築と運用を可能にするプラットフォームで、プログラミングの専門知識がなくても直感的なインターフェースを使用して開発やカスタマイズが行える点が特徴です。
特に、LLM(大規模言語モデル)の活用により、チャットボットやQAシステムの構築が容易になっています。
Hakuhodo DY ONEは、既にDifyを用いてAIアプリを開発する人材を約150人育成しており、企業の導入を支援する活動を行っています。
この新たに発足したDify専門組織では、コンサルタントが企業の専門業務をDify上で再現し、業務プロセスの効率化や高度化を図ることが期待されています。
また、AI専属エンジニアは、Difyを基盤とした開発から運用までを担当し、SaaSや企業のデータとの接続開発・実装を支援します。
今後、Hakuhodo DY ONEは自身のマーケティング知識をDifyのプラットフォーム上に構築し、導入企業がその知識を活用できるようにする方針を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2a63bd093021c6aeede08b46449de8a02788badc