スズキがインドネシア国際モーターショーで新型EV「eWX」を公開。軽自動車サイズで実用性と先進性を兼ね備えた魅力的なデザインが話題に。市販化の可能性も示唆。
このモデルは、2023年に行われた「ジャパンモビリティショー2023」で世界初公開されたもので、軽自動車サイズのデザインが特徴です。
eWXは、実用性や親しみやすさとEVの先進性を融合させ、日常生活を支える「相棒」としての役割を目指しています。
ボディサイズは全長3395mm、全幅1475mm、全高1620mmで、シンプルでスッキリとしたデザインが印象的です。
特に、フロントとリアに採用されたコの字型のライトが目を引きます。
インテリアには、イエローとホワイトの大胆なカラーコーディネートが施されており、フローティング構造のインパネや丸みを帯びた四角形のステアリング、ダイヤル式のシフトなど、遊び心にあふれたデザインが特徴です。
シートはソファーのような座り心地を追求したクッション素材が使われており、居心地の良さも重視されています。
また、運転席と助手席の間にあるコンソールはフローティング構造で、シフトスイッチはダイヤル式を採用。
加えて、インパネやシート背後には「+」「-」の凸部があり、小物を飾ったり吊るしたりすることができます。
航続距離は最大230kmで、都市部での利用を想定した性能を持っています。
スズキは、今回のIIMS2025でEVの他にもハイブリッドや代替燃料の開発など、環境に優しい技術を提案。
代表者は、インドネシア社会の持続可能なモビリティ導入に向けた準備が進んでいることを強調し、手頃な価格で利用しやすいEVソリューションを目指すと述べました。
さらに、スズキは2030年度までに日本市場に6モデルのEVを展開する計画を明らかにしており、eWXがその一環として市販化される可能性も示唆されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c28413c7ef6ac42ba2be999d53ab236568718477
スズキの新型軽ワゴン「eWX」がインドネシアで公開されたことに対して、ネット上ではさまざまな意見が交わされました。
特に、eWXがハスラーやワゴンR、ラパンのいずれに近いのかというデザインについての議論がありました。
また、衝突安全性能に関しては、東南アジア市場では軽自動車が小さな手直しで販売可能であるとの意見もありました。
さらに、物理的にコンパクトなEVの需要があるとの声もあり、エコや環境問題に対する疑問が提起されました。
特に、幅1850mmや全長4500mm、重量2トンの車が本当にコンパクトであるのかという指摘がありました。
日産のサクラが登場した後、日本のEV市場が静かな状況にあることもコメントの中で触れられており、日本のワゴンRやアルトがいつまで放置されるのかという懸念も表明されました。
最後に、twinをEVで展開することを期待する意見もあり、今後の展開に期待が寄せられていました。