韓国の国防部長官がウクライナ支援のレッドラインを北朝鮮軍の投入ではなく、全体的な戦況に基づくと発言。ロシアの北朝鮮への軍事支援への懸念が表れ、韓国の柔軟な対応が求められています。
要約すると韓国の金龍顕国防部長官は、ウクライナへの支援に関する「レッドライン」を、北朝鮮軍の戦線投入の有無ではなく、全体的な戦況や国際社会との連携に基づいて決定することを明言しました。
これは、韓国政府がロシアの北朝鮮への軍事技術支援に対する懸念を示しつつ、柔軟な対応を求める姿勢を反映しています。
金長官は、北朝鮮が必要とする軍事技術として、ICBM、戦術核、原子力潜水艦、偵察衛星の4種類を挙げ、特にICBMの再進入技術がほぼ完成に近いと指摘しました。
さらに、ロシアの支援が過大評価されているとの見解を示しつつ、韓国はその影響に十分に対処できると強調しました。
また、トランプ前大統領の再選がウクライナ戦争に影響を及ぼす可能性についても言及し、韓国政府はその変化に備える必要があると述べました。
最後に、金長官はウクライナにモニタリング団を派遣することを「当然の任務」とし、派兵は考慮していないものの、戦況分析の必要性を強調しました。
これにより、韓国の防衛政策が国際情勢にどのように対応していくかが注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/27a9a2cdf373603a85ecf91d6aff5edf87bb8e0d