ホンダのシビックとフィットは、サイズと価格に大きな差が生じつつも、使い勝手や性能はそれぞれの特性を維持している。
現在のシビック e:HEV EXとフィット e:HEV LUXEを比較すると、ボディサイズや動力性能に違いが見られる。
シビックは全長4560mm、全幅1800mm、全高1415mmで、フィットは全長3995mm、全幅1695mm、全高1540mmと、シビックが大きい。
しかし、意外にも後席の膝周り空間はフィットの方が広く、荷室空間でもフィットが優位に立っている。
シビックは動力性能において優れ、WLTCモードの燃費はシビックが24.2km/L、フィットが27.6km/Lと、フィットがわずかに良い。
フィットは軽量で、動力性能は2.5L自然吸気エンジン並のトルクを発揮するが、シビックはより高出力なモーターを搭載し、全速度域で優れた性能を発揮する。
両車の価格差は大きく、シビックが約165万円高く、最廉価グレードの比較でもフィットが213万8400円に対し、シビックは399万8500円。
シビックの名前の由来は「市民のためのクルマ」であるが、今やその意味からは離れてしまった。
それでも、シビックは使い勝手の良さを保ち、フィットはクラス最大級の室内空間を持つ。
20年前からの関係性は変わらず、両車はともに大型化し、主要市場を海外に移している。
ボディサイズや価格には大きな開きがあるものの、使い勝手や性能においてはそれぞれの特性を持ち続けている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0cfbadc085e0272604d5238a218a2814691862c4
ホンダのシビックとフィットに関するコメントは、両車の関係性や市場での位置付けについて多様な視点が寄せられました。
シビックは過去に比べて高級化し、価格も上昇したため、かつての「市民の車」というイメージが薄れたとの意見がありました。
一方で、フィットはその価格帯にも関わらず販売不振が続いており、デザインや機能性に対する期待が高まっているようです。
特に、フィットのエクステリアデザインに対する不満が多く見受けられ、消費者はより魅力的な外観を求めていることが示されています。
また、シビックとフィットのサイズやターゲット市場の違いについても言及があり、アメリカ市場においてはシビックが依然として重要なモデルであることが強調されました。
さらに、フィットの技術や性能には評価があるものの、デザインの面での改善が求められているという意見が多く、特にフロントマスクのデザインに関する指摘が目立ちました。
このように、シビックとフィットの関係性は、消費者の期待や市場の変化により、今後も注目されるテーマであると考えられます。
ネットコメントを一部抜粋
自動車各社が室内空間をいかに広く取るかで争っていましたが、そのブームも終わらせてよいのではと思います。
シビックは位置付け的にアコードやインスパイアくらいになっているのでわ？
先進装備を身に纏っているとは言え、シビックもフィットも高級になりましたね。
フィットは、こんなにコケるとは思っていなかったから、そこそこコストがかかっているんじゃないですかね。
フィットが一昔前のシビック、今のシビックは一昔前のアコードです。