レクサスRZがマイナーチェンジでEV性能を大幅に向上。新型バッテリーやステアバイワイヤシステムで運転の楽しさも増加。
この新型RZは、EVシステムを全面的に刷新し、性能が大幅に向上したことが注目されています。
具体的には、リチウムイオンバッテリーの改良と搭載セル数の増加により出力特性が改善され、さらに新型eアクスルを搭載することで駆動モーターの出力も向上しました。
これに加えて、水冷式の冷却システムが導入され、充電性能も向上しています。
新しいラインナップでは、350e、500e、550e “F SPORT”という3つのグレードが設定され、それぞれのシステム出力は165kW(224.3ps)、280kW(380.6ps)、300kW(407.8ps)となっています。
航続距離はそれぞれ575km、500km、450kmですが、これは欧州基準による暫定値で、AWDモデルには地域に応じた異なるスペックが設定される可能性があります。
さらに、運転の楽しさを向上させるために、レクサス初のステアバイワイヤシステムが搭載され、特にF SPORTモデルには飛行機の操縦桿のようなヨーク型ステアリングが採用されています。
このシステムにより、ハンドル操作とタイヤの切れ角が物理的に切り離され、ハンドルを大きく回す必要がなくなりました。
また、路面の凹凸を伝えないため、不要な振動が抑えられ、上質な操舵フィールが提供される一方で、必要な情報は路面センシングによって伝達される仕組みも備えています。
これらの改良により、新型RZはより快適で高性能な運転体験を提供することが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/779c7cb122f28dee7a6f66ec6ae25827e125be71
レクサスRZのマイナーチェンジに関するコメントは、主にEV性能の向上に期待を寄せる一方で、ナビゲーション機能や充電インフラについての疑問が多く見受けられました。
特に、ナビがEV専用になり、目的地までのバッテリー残量や適切な充電器の情報が表示されるかどうかが注目されていたようです。
また、現行モデルのトヨタのEVに対する評価が低く、「やっとスタートラインに着いた」との意見もあり、過去のモデルに対する厳しい見方がありました。
さらに、RZを実際に試乗したユーザーからは、運転の楽しさが感じられなかったとの声もあり、売上に対する懸念が表明されていました。
加えて、バッテリーの供給元が中国のBYD製であることに触れ、EV市場での競争の厳しさを感じ取るコメントもありました。
レクサスのモデルが欧州市場での競争力を持つかどうかについても意見が分かれており、FFベースの設計が売上に影響を及ぼすのではないかという懸念も示されていました。
このように、レクサスRZのマイナーチェンジに関するコメントは、期待と不安が交錯する内容となっていました。