カナダの新首相カーニー氏が就任2日後にフランスと英国を訪問し、トランプ政権の政策に対抗する意向を示した。ウクライナ支援やカナダの独立性を強調し、重要な外交関係を築くことを目指している。
要約するとカナダの新首相、カーニー氏が就任からわずか2日後にフランスと英国を訪問し、トランプ米政権の関税政策や外交方針に対する対応策を協議することが明らかになった。
彼は16日から18日の日程でパリとロンドンを訪れ、マクロン仏大統領やスターマー英首相と会談を行う。
カーニー首相は、カナダとフランスが信頼できる同盟国としての関係を強化することが重要であると述べ、ウクライナに対する支援を続ける意向を示した。
マクロン大統領も両国の協力を強調し、ロシアに対する明確な約束を求め続ける姿勢を示した。
カーニー首相は18日にロンドンに移動し、スターマー首相と会談した後、チャールズ3世国王を表敬訪問する予定である。
カナダは歴史的に英国とフランスとの関係が深く、今回の訪問はトランプ政権の保護貿易政策や米国優先主義に対抗するためのものである。
カーニー首相は、カナダが米国の一部になることは決してないと強調し、独立した国としての立場を明確にした。
ロンドン訪問は彼にとって特別な意味を持ち、イングランド銀行の総裁を務めた経験が生かされる場面も期待されている。
さらに、彼は訪問の最終日にはカナダ北極領土の州都イカルイトを訪れる計画も立てており、ウクライナ戦争による国際的な緊張が高まる中、北極地域の重要性が増していることを意識した行動とも言える。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f091fab8c4db960ee6465b5a95117298dae531c4