ホンダの軽商用EV「N-VAN e:」は、1人乗りや前後2人乗りの多様なモデルを提供し、商用から個人利用まで幅広く対応。高い積載性と優れた充電性能が魅力です。
2024年6月に発表され、10月から販売が開始されたこのモデルは、ガソリン車「N-VAN」をベースにしており、EVの利便性を加えたものです。
コンパクトなボディサイズながら高い積載性を誇り、低床フラットな室内設計により、広い荷室を実現しています。
特に、左側のセンターピラーを排除したことで、大きな開口部を確保し、大型荷物の積み降ろしがスムーズに行えるよう配慮されています。
さらに、高い天井と広い室内空間が相まって、使い勝手の良さが際立っています。
パワーユニットには最高出力39kWのモーターと82.7kWhのバッテリーを搭載し、WLTCモードでの航続距離は245kmに達します。
これにより、配送業務にも十分対応できる性能を持ち、EV特有のスムーズな加速と静粛性も兼ね備えています。
また、バッテリーの冷却・加温システムが外気温の影響を受けにくくするため、冬場の充電時間短縮や航続距離の維持にも寄与しています。
充電性能も優れており、普通充電で約4.5時間、急速充電では約30分で80%まで充電可能です。
最大1500Wの給電機能も搭載されており、アウトドアや災害時に役立つ点も魅力です。
4種類のグレードが用意されており、それぞれ異なる用途に特化した特徴を持っています。
「e: L4」は4人乗りの標準仕様で、商用から個人ユースまで対応可能。
「e: FUN」はアウトドア向け、「e: L2」は前後2人乗り仕様、「e: G」は1人乗り仕様で、商用ユースに特化しています。
なお、e: Gとe: L2は新車オンラインストア「Honda ON」での販売限定で、リース契約のみの取り扱いとなっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b8ed714c92bed7d104f23a645e2005b7370c21ad
ホンダの新型軽商用EV「N-VAN e:」に関するコメントでは、ユーザーがその魅力と特徴について多様な意見を述べていました。
多くの方が、スムーズな走行性能や優れた電費に感心しており、特に荷室の広さや空間容量が多用途に適している点が評価されていました。
しかし、冬場の使用に関しては、ヒートポンプ式ヒーターが未装備であるため、暖房を使用すると電費が悪化し、実際の走行距離が短くなるという意見も多く見られました。
また、ステアリングヒーターがないことにより、ドライバーにとっての快適性が欠けるとの指摘もありました。
さらに、試乗した方からは、基本的に商用バンであるため乗り心地は固いものの、他の商用バンに比べて地面の凹凸へのアタリが柔らかいと感じられ、個人ユースにも適しているとの意見がありました。
また、荷室の設計についても、助手席側がピラーレスで使い勝手が良いと評価されていました。
一方で、イニシャルコストが高いことに対する懸念もあり、個人でのカスタマイズを楽しむ可能性についても言及されていました。
全体的に、ユーザーは「N-VAN e:」の利便性や性能に期待を寄せつつも、冬季の電費や快適性に関する改善を望む声が多かったです。
ネットコメントを一部抜粋
スムーズで好電費の車です。
冬場の暖房は極端に電費が悪化します。
乗り心地は固いですが、個人ユースにも耐えると思います。
1000ccのオートバイが積める事に驚きました。
荷物スペースを増やしたいけれどできないから助かります。