ウクライナ侵略で欧州渡航が難しくなったロシア人が、日本への観光を希望しビザを求めて大使館に列を作っている。日本のビザ取得が容易なことが人気の理由となっている。
モスクワにある在ロシア日本大使館では、査証(ビザ)を求めるロシア人の列ができており、ウクライナ侵略が始まった2022年以降、欧州諸国はロシアとの直行便を停止し、ロシア人へのビザ発給を厳格化している。
日本も直行便を停止しているが、ロシア人に対するビザ申請手数料は無料で、航空便の予約確認書や渡航費用の証明書の提出も不要となっている。
このような状況が、訪日意欲を高めている要因となっている。
ロシア旅行産業連合のドミトリー・ゴリン副会長によれば、日本で休暇を過ごすロシア人は昨年の約10万人から今年は倍増する見込みであり、日本の桜は特に人気の観光スポットであるため、大使館に行列ができるのは当然だと述べている。
列に並んでいた女性は、「ずっと日本に行きたいと思っていたが、最近は欧州に行くのが難しくなった。
日本へのビザ取得は4~5日でできるので行くことにした」と語っている。
ロシアの経済回復やルーブルの価値上昇も、訪日を促進している要因とされている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bf789c2f1cd11429ed812e94ed5929b1fc6a8cc3
ウクライナ侵略後、日本におけるロシア人観光客の急増とビザ取得の容易さに関して、多くのコメントが寄せられました。
コメントの中には、ロシア人個人に対して特に悪い感情を持たないという意見もありましたが、戦争中の国民を自由に入国させることの是非について疑問を呈する声が多くありました。
特に、ロシア政府のプロパガンダを信じている国民が多い中で、日本がロシア国民を受け入れることが本当に正しいのか、という懸念が強調されていました。
さらに、観光目的で来る中には徴兵逃れの人も含まれる可能性があり、そのための入国制限を設けるべきだという意見も多く見られました。
日本政府が表向きには制裁に協力している一方で、実際にはロシアとの交流を続けていることに対する批判もありました。
また、ロシア人観光客が日本に訪れることが、ウクライナの人々の苦しみを無視しているのではないかという意見もあったため、観光業への影響や国際的な立場についての議論が展開されました。
全体として、ロシア人観光客の受け入れについては、慎重な姿勢が求められるという意見が多かったです。