高配当投資家のこん氏が2025年の株式市場の動向を語り、特に欧州のラグジュアリーブランド株に注目している。LVMHなどの銘柄が好パフォーマンスを示し、今後の投資戦略に影響を与える可能性がある。
要約すると著名な高配当投資家であるこん氏が、2025年の株式市場において注目すべきセクターについて語る。
現在、日本の輸出企業はトランプ政権の関税政策やウクライナ・ロシア戦争による地政学的リスクに直面しており、個人投資家は不安定な相場の中で戦略を見直す必要がある。
こん氏は、2025年における政策金利の動向を予測し、1%が銀行株の天井になると考えている。
利上げ局面の中で、銀行セクターは引き続き良好なパフォーマンスを示すと期待しており、少しずつ株数を増やしていく意向を示している。
特に注目するのは、ディフェンシブ銘柄や生活必需品関連の銘柄である。
さらに、欧州のラグジュアリーブランド株についても言及し、LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)に注目している。
LVMHはエルメスやルイ・ヴィトンなどを傘下に持ち、年初来で10%以上の好パフォーマンスを達成している。
価格を上げても顧客が離れないという強みを持つこれらのブランドは、今後も安定した成長が期待される。
中国経済の減速による影響もあったが、最近では株価が回復している。
こん氏は、ポートフォリオを見直し、資金をラグジュアリー株に振り分ける考えを示している。
ブランド力の重要性を強調しつつ、日本の飲食店などの銘柄においても、値上げ後の顧客の動向が売上に与える影響を注視する必要があると述べている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d197a7c418e8e3f7ce81fdc8c255a56fb810b226