2025年2月の欧州新車販売は前年同月比3.1%減、テスラは40.1%減少。EVは26.1%増加し、各メーカーの販売状況に明暗が分かれています。
要約すると2025年2月の欧州新車販売は、前年同月比で3.1%減少し、合計96万3540台となりました。
この結果は、2カ月連続で前年実績を下回るものであり、特にテスラの販売が大きな影響を受けています。
テスラは前年同月比で40.1%の減少を記録し、イーロン・マスクCEOの発言や市場の変化が影響したと考えられています。
欧州自動車工業会(ACEA)によると、内燃機関車からハイブリッド車(HV)や電動車への移行が進む中、電気自動車(EV)の販売は前年同月比で26.1%増の16万4646台に達しました。
特にドイツではEVの販売が30.8%増と好調でした。
HVも18.3%の増加を見せていますが、ガソリン車は23.6%、ディーゼル車は28.3%の減少を記録しました。
メーカー別では、フォルクスワーゲン(VW)が4.0%の増加を見せ、ルノーも10.8%増と好調でしたが、ステランティスは16.2%、メルセデス・ベンツは5.1%減少しました。
日本の自動車メーカーも影響を受けており、トヨタ自動車は5.7%、日産は4.2%、スズキは17.4%、マツダは6.5%の減少を記録しました。
特に三菱自動車は、前年同月比で40.2%減の3490台にとどまり、厳しい状況が続いています。
このように、欧州自動車市場は電動化の流れが進む中で、各メーカーの販売戦略が試されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/59be922eebe5c255b980ba640b549ba9101c45dd