2023年10月の新車販売でトヨタ『ヤリス』が15か月ぶりに首位、ホンダ『N-BOX』と僅差。日産は9000人のリストラを発表。
要約すると2023年10月の国内新車販売ランキングが発表され、トヨタの『ヤリス』が前年同月比5.7%増の1万6830台を販売し、15か月ぶりに首位に返り咲きました。
2位はホンダの軽自動車『N-BOX』で、前年同月比26.7%減の1万6821台となり、わずか9台差での接戦でした。
ヤリスは6月に発生した認証不正問題の影響で生産が一時停止されていましたが、9月から生産を再開し、販売が回復しました。
3位にはトヨタの『カローラ』が入り、前年同月比25.8%増の1万4865台を記録しました。
カローラは、9月に生産再開された『カローラフィールダー』と『カローラアクシオ』の影響で販売が伸びました。
4位はスズキの『スペーシア』で、50.8%増の1万4234台、5位にはトヨタの『ルーミー』が16.7%増の1万2868台で続きました。
一方、日産自動車は9000人の人員削減と生産能力を2割減の400万台に引き下げる大規模なリストラ策を発表しました。
これにより、日産の『ノート』は7618台を販売し乗用車部門では8位を維持しましたが、総合順位では圏外となりました。
また、電気自動車(EV)の販売では、軽自動車『サクラ』が1448台と52%減少し、厳しい状況が続いています。
全体として、トヨタが新車販売で強さを見せる中、日産は厳しい業績に直面していることが浮き彫りとなりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1c308c4afce801f298b6317b1c4337d20dd39e1e