ロシア医師が戦争批判で実刑判決、言論弾圧の実態とは

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ロシアの小児科医がウクライナ戦争に関する発言で実刑5年半の判決を受け、言論弾圧の現状が浮き彫りに。

要約するとロシアの小児科医、ナデズダ・ブヤノワ氏(68)は、患者の母親からの通報を受け、ウクライナ戦争に関する発言が問題視され、実刑5年半の判決を受けた。

ブヤノワ医師は、治療していた7歳の少年の母親が、彼女がロシア軍に関して否定的な発言をしたと主張したことが発端であり、具体的な音声や映像の証拠はないにもかかわらず、ロシア軍に関する虚偽の情報を流布したとして逮捕された。

彼女は自分の無実を主張し、「馬鹿げている」と語った。

裁判では、ブヤノワ医師の支援者たちが法廷に駆けつけ、厳しい判決に驚愕する様子が見られた。

弁護士は、現在のロシアにおける言論弾圧の状況を踏まえ、この判決があまりにも厳しいものであると述べた。

ブヤノワ医師に対する実刑判決は、ロシア政府がウクライナへの侵攻以来、戦争批判を厳しく取り締まっていることを象徴しており、特に軍に関する虚偽の情報を広めることを禁じる法律が強化されている中での出来事である。

彼女の支援者たちは、法廷での彼女の姿を見て希望を持ち続けているが、多くの人々がこの判決にショックを受けていることを明らかにした。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9a06563a7b49c3dc0267f8d3a894d18a9a16984a

ネットのコメント

ロシアで医師が戦争批判を理由に実刑判決を受けたことは、多くのネットユーザーに言論弾圧の実態を再認識させる出来事となりました。

コメントの中には、ロシアが独裁政治のもとで運営されているとの意見があり、特にプーチン大統領の権力の強さや、国の状況が昔のロシア帝国に似ているとの指摘がありました。

また、医師を告発した小児患者の母親に対して恐怖を感じるという意見もあり、密告が奨励される独裁国家の現状に対する懸念が表明されていました。

さらに、囚人兵として戦線に送られる可能性や、かつてのソ連時代における密告の実態が引き合いに出され、現在のロシアが同様の状況にあることを警告する声もありました。

証拠や自白がないまま有罪にされることが、誰でも訴えられる危険性を孕んでいるとの意見も寄せられ、法的な不正義に対する懸念が強調されました。

このような状況を踏まえ、ロシア北朝鮮に生まれなくて良かったという声や、他国の独裁者との比較も行われ、日本に住むことの幸運を感じるコメントも見受けられました。

全体として、言論の自由が脅かされる中で、国の現状に対する驚きや恐れが広がっていることが伺えました。

ネットコメントを一部抜粋

  • いくら「共和国」を名乗っていても、実質的には、昔の「ロシア帝国」さながら、絶対君主の「皇帝ウラジミール・プーチン1世」による独裁政治だよな。

  • 裁判所も政府もオカシイが、小児患者の母親が医者を告発するというところに恐ろしさを感じる。

  • 囚人兵としてウクライナ戦線へ送られるだろう独裁国家では見ざる聞かざる言わざるが生きる道。

  • こんな告発で懲役刑になるなんて、そこかしこに密告者が居て簡単に投獄出来る状況ってナチスが台頭してた時代みたいな事になってんな。

  • 証拠もないし、ましてや自白もしてないんでしょ。

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