ウクライナ戦争が続く中、北朝鮮軍が現代戦の経験を積む可能性があり、最大で10万人の兵士が育成されると警告されています。韓国の安全保障に対する脅威が増す中、北朝鮮の軍事力強化も進行中です。
ポノマレンコ大使は、北朝鮮軍がウクライナのクルスクやドネツィクの占領地に配置され、2~3ヶ月ごとに交代することで、1年以内に実戦経験を持つ兵士を大量に育成できると述べています。
北朝鮮軍は過去70年以上にわたり実戦経験がなく、ウクライナでの戦闘経験が韓国の安全保障にとって大きな脅威となる可能性があると指摘しています。
また、フィナンシャル・タイムズは、北朝鮮が最近、ロシアに自国生産のM-1989自走砲50門と改良型240ミリロケット砲20門を供給したと報じ、その一部がクルスクに配備されたと伝えています。
M-1989自走砲は1989年に生産され、射程距離は60キロメートルであり、改良型ロケット砲はソ連のBM-27を基にした武器システムです。
金正恩国務委員長は、5月に新型240ミリロケット砲の試験発射を視察したことも明らかにされています。
これらの動きは、北朝鮮の軍事力が強化される中で、国際情勢がますます緊迫化していることを示唆しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/13ac8a002a0d744a81f1acc554ab682c59ad7407
北朝鮮軍がウクライナで現代戦を学ぶ可能性についてのコメントは、さまざまな視点からの意見が寄せられていました。
多くのコメントは、現代戦の実習が北朝鮮の兵士にとって貴重な経験であることを認めつつも、その影響や帰国後の状況を懸念するものでした。
特に、ウクライナでの実戦経験が、兵士たちにどのように影響を与えるかが議論されました。
彼らが帰国後、金正恩体制に対してどのような反応を示すかが注目されており、思想調査や精神的な負担が大きな問題として取り上げられました。
さらに、他国の文化や食事を経験することで、彼らのモチベーションが変化する可能性も指摘され、国に対する不満が高まることが懸念されました。
実戦経験が得られる一方で、兵士たちが使い捨ての存在として扱われることや、帰国後に精神的な問題を抱えることになるのではないかという意見も見られました。
また、北朝鮮の軍事力が増強されることについても言及され、周辺国にとっての安全保障上の懸念が強調されました。
このように、北朝鮮軍のウクライナ派遣は、現代戦の実習だけでなく、国際情勢や兵士たちの心理にも大きな影響を与える可能性があると考えられていました。