トヨタが「AE86」をEV化した「AE86 BEV Concept」を発表。手動変速可能な6速MTを搭載し、軽量で運転の楽しさを追求。デザインも当時を意識した仕上がり。
このモデルは、群馬で行われたレクサス顧客向け試乗会で初めてお披露目されました。
AE86は軽量でハンドリングに優れたスポーツカーとして知られ、今回のコンセプトモデルもその特性を引き継いでいます。
AE86 BEVは、レクサスの最新技術を駆使してEV化され、パワートレインには北米向けピックアップトラック「タンドラ ハイブリッド」のモーターと、レクサス「NX450h+」のリチウムイオンバッテリーが搭載されています。
さらに、現行の2ドアスポーツクーペ「GR86」用の6速MTを組み合わせることで、運転の楽しさを追求しています。
最大出力は96kW、最大トルクは150Nmで、車両重量は1070kgと軽量で、航続距離は約90kmとされています。
デザイン面では、フロントリップスポイラーや当時のトレンドを意識したアルミホイールが採用され、遊び心を感じる仕上がりとなっています。
インテリアでは、電池状態を示すモニターやカスタマイズされたステアリング、バケットシートが装備されており、リアシートのスペースにはバッテリーが収められ、2人乗りとなっています。
走行音はAE86のエンジン音をサンプリングしたもので、実際のMTが組み込まれているため、クラッチ操作が必要で、リアルな運転体験を提供しています。
今後もさまざまなイベントで展示され、注目を集めることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a6ad6a9be26295b5e30350b40ce9379993d0b84d
トヨタのAE86 BEVに対するコメントは、さまざまな視点からの意見が集まりました。
特に航続距離については、90km前後という設定が多くの人にとって少々物足りないと感じられたようです。
豆腐の配達には適しているかもしれませんが、遠出には難しいとの意見があり、EVらしい特性が逆に面白いとも言われていました。
また、6速MT搭載の新型EVについては、最高速や発進時の挙動に関する疑問が多くの人の関心を引いていました。
さらに、走行音についても注目されており、実際のAE86からサンプリングされた音が再生されることに驚きの声が上がっていました。
音が鳴ること自体に疑問を持つ人もいる一方で、走行の楽しさを感じられる要素として評価されていました。
デザイン面においては、フロントバッヂの色に関する細かい配慮が話題となり、トヨタの車に対する愛情が感じられるコメントもありました。
全体として、車の楽しさや実用性についての期待と疑問が交錯しており、多くの人がトヨタの新しい挑戦に興味を持っていることが伺えました。