ホンダと日産が経営統合に向けて協議中。EV化が進む中、異なる企業哲学を持つ両社が統合する理由を解説。
両社は持ち株会社を設立し、傘下に入る形での統合を目指しており、将来的には日産が筆頭株主となる三菱自動車の参加も視野に入れています。
この日、ホンダの三部敏宏社長が取材に応じ、協業やその他の可能性について検討しているが、具体的な決定事項はないと述べました。
コメンテーターの玉川徹氏は、日産とホンダの企業イメージの違いを挙げ、特に電気自動車(EV)の普及がもたらす影響について言及しました。
玉川氏は、かつてはエンジンの違いが乗り味に影響を与えていたが、今後はEV化が進むことで自動車が家電のようになり、スケールメリットが重要になると指摘しました。
そのため、異なる企業哲学を持つホンダと日産が統合せざるを得ない時代が来ると展望しています。
経営統合の背景には、EV化の流れがあり、今後はどのメーカーの車も似たようなものになる可能性が高いと玉川氏は強調しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/29cd009cd4722bd96ae344db727a3d2d49b5cdc2
ホンダと日産の経営統合協議に関するコメントは、両社の文化や経営スタイルの違いに対する懸念が多く見られました。
特に、日産が経営危機にある中で、ホンダの文化をどれだけ受け入れられるかが重要なポイントとされていました。
また、ホンダがエンジン車やハイブリッドに強みを持つ一方で、日産はEVやPHEVに強みを持つため、両社の技術をうまく組み合わせることでシナジー効果が期待できるとの意見もありました。
さらに、統合によるコスト削減の可能性についても言及され、共通車台の導入が提案されていました。
一方で、日産の過去の経営課題や、業績の低迷、ブランドイメージの悪化についても指摘され、経営統合が両社にとってどのような影響を及ぼすのか不安視する声もありました。
特に、日産の経営陣に対する批判や、ホンダの持つ技術力を生かすことができるのかという疑問が上がり、統合によって両社の強みが生かされるかどうかが焦点となりました。
総じて、経営統合の実現には慎重な判断が求められるとの意見が多く、今後の展望については様々な意見が交わされていました。
ネットコメントを一部抜粋
苦しいのは日産の方なので、日産がどれだけホンダの文化を受け入れることができるかがポイントでしょう。
ホンダと日産は、経営・マネジメントの方法、組織風土・文化も違うというのは、その通りだと思うので、ホンダからしたら非常に危うい橋渡りとなると思う。
日産が経営危機に陥った時なぜ日本政府は助けなかったのでしょうか。
経営統合は絶対あり。
今は筆頭株主であるフランスルノーからの脱却のチャンスととらえるべき。
日本の問題点は何事も考えること決断を出すことに労力を費やし、気づいた頃には手遅れになることだと思う。