2024年は多くの戦争が続き、国際的な平和活動が減少。地政学的視点からは、冷戦後のリベラル国際秩序が期待された通りには機能していないことが浮き彫りに。
特にロシア・ウクライナ戦争や中東のガザ危機、アフリカの紛争、アジアのミャンマー問題など、地域ごとに深刻な状況が続いている。
過去10年間で、戦争の数は急増し、国際的な平和活動は減少の一途を辿っていることが指摘されている。
特に2010年代以降、国際社会は戦争の増加に対して効果的な対応策を講じることができず、政策的な意欲も低下している。
この現状を地政学の観点から分析すると、冷戦終結後の「リベラル国際秩序」が期待されていたものとは異なり、自由民主主義が普遍的に広がることはなかった。
むしろ、自由主義陣営の影響力が高まる一方で、非自由主義的な国家との対立が顕在化している。
地政学理論によれば、冷戦後の国際秩序は「海洋国家」連合が「陸上国家」の膨張を封じ込める構造に変わった。
これにより、自由主義陣営の国々はより積極的に国際社会に影響を与えるようになったが、結果として新たな対立を生む要因ともなっている。
これらの要素を踏まえ、現代の戦争の時代をどのように理解し、対応していくべきかが問われている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/33e19ee9e1568d04b0d57c632fc4bd2d64c63228
コメントでは、2024年の戦争や地政学的変化に対するさまざまな意見が寄せられていました。
特に、トランプ氏の外交方針が対中国にシフトすることや、ウクライナ問題に関するアメリカの姿勢が変わる可能性についての考察がありました。
トランプ氏が好む「ディール」外交が、特定の地域におけるアメリカの利益を重視する形で展開されるとの見解もありました。
また、地政学に関するコメントでは、専門的な学問としての地政学の扱いについて疑問を呈する意見もあり、経済や宗教など他の要素が混ざりすぎているとの指摘がありました。
さらに、日本が開戦に備える必要性を訴える声や、戦争の時代についての認識を問う意見もありました。
全体として、戦争や地政学に対する懸念や考察が多く見られ、特に日本の安全保障についての議論が重要視されていました。
ネットコメントを一部抜粋
おそらくトランプ外交の基本方針は、対中国の競争に集中すること。
地政学ってのは「国際政治を考察するにあたって、その地理的条件を重視する学問」だと認識している。
地政学と言う専門学術分野はなくなんとなく使っているだけ。
我が国も開戦に備えなければいけませんね。
「戦争の時代」っていうのが平和認知症。