日産リーフが切り開くEV時代の幕開け

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日産のリーフは、2010年に本格乗用車として登場し、EVの普及を促進。リチウムイオン電池の進化により、航続距離が大幅に向上し、世界的にEV時代を切り開いた重要な車両です。

要約すると日産自動車の「リーフ」は、軽自動車やスポーツモデルではなく、本格的な乗用車としての電気自動車(EV)として登場した。

リーフはEVの先駆者としてだけでなく、その後の進化を通じてEVの課題や可能性を明らかにしてきた。

日本で初めて実用化された電気自動車は、1947年に東京電気自動車が開発した「たま自動車」であり、これは日産の源流の一つでもある。

たま電気自動車は、当時の軽自動車よりも小型でありながら、重さは約1050kgもあった。

1970年代のオイルショックや1980年代のゼロエミッション規制の影響で、EVへの期待が高まり、ニッケル水素電池を使ったEVが登場したが、性能や価格の面で市場ニーズに応えられなかった。

1990年代にはリチウムイオン電池が発明され、日産は1997年に「プレーリージョイEV」をリース販売し、乗用車ベースのEVの先駆けとなった。

しかし、リチウムイオン電池の課題は解決されず、一般市場への投入は難しかった。

2010年、日産はリーフを発売し、最大出力80kWのモーターと24kWhのリチウムイオン電池を搭載した。

航続距離は200kmで、充電時間は急速充電で30分、家庭用電源では8時間から28時間を要した。

リーフは、米国や欧州、中国にも展開され、EV時代の起爆剤としての役割を果たした。

初代リーフは航続距離に不満があったが、リチウムイオン電池の改良により、2017年には航続距離が400kmに延び、2019年にはさらに性能向上した「リーフe+」が登場。

リーフの進化は、EVがガソリン車に匹敵する航続距離を実現することに寄与し、EVの普及に大きく貢献した。

日産のリーフは、2010年に登場し、EV時代を切り開いた日本の歴史に残る重要な車両である。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3080cab514f246793397c93b4f1344add22adbde

ネットのコメント

日産リーフに関するコメントは、初代モデルの進化や充電環境の課題について多くの意見が交わされました。

初代リーフは前期・中期・後期型が存在し、それぞれ充電走行距離が向上しましたが、充電インフラの整備が不十分であるため、長距離移動に不安があったとの意見がありました。

特に、急速充電の設備がディーラーによって異なり、充電時間が予想以上にかかることが多かったようです。

また、自宅に充電設備を持たない人々が、急速充電を利用する際の待ち時間も問題視されました。

さらに、日産のバッテリー交換政策に対する不満もあり、初代リーフのバッテリーの耐久性に疑問を持つ声が多く見受けられました。

これにより、EVの普及に対する懸念が広がり、消費者の信頼を損なったとの指摘もありました。

一方で、リーフの静かでスムーズな走行やe-pedal機能に魅力を感じている人もおり、EVの進化に期待を寄せる意見もありました。

全体として、日産リーフは様々な評価を受けつつ、今後のEV市場における可能性についての期待と不安が交錯している状況だったと言えます。

ネットコメントを一部抜粋

  • 初代リーフは前期・中期・後期型が存在する。

  • 急速充電環境が整っていなかったからです。

  • 日産初代リーフは既に新品バッテリーの提供はなく、時価で100万円以上の中古バッテリーへの交換しかしてくれないようだ。

  • 充電時間がガソリンの給油に比べ長い,値段が高いという課題は残るが。

  • リーフのリチウムイオンバッテリーは強制冷却機能が無いので急速充電では電池の温度上昇で充電量が確保できない欠点が未だに残ってる。

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