ゴーン元会長が日産・ホンダの経営統合を否定し、両社のシナジー効果を期待できないと警告。自動車業界の競争も厳しいと指摘。
彼は、両社の経営統合には補完する要素がなく、シナジー効果も期待できないと指摘しました。
また、日産の販売台数が40％も減少し、利益が実質ゼロに近い状況を踏まえ、再建プランも十分な変革をもたらしていないと批判しました。
ゴーン氏は、日産の経営の失敗によって多くの資金が失われ、工場閉鎖や地域社会への影響が出ていることを強調し、その責任を問いました。
さらに、現在の自動車業界の動向として、中国の自動車メーカーの成長や米国のテスラの存在を挙げ、日産とホンダが統合しても競争は厳しいと警鐘を鳴らしました。
ゴーン氏は、中国製EVに対する関税の導入を一時的な解決策としつつ、グローバリズムと保護主義のバランスが市場に影響を与えると述べました。
また、台湾の鴻海精密工業による買収提案には興味を示し、経済産業省の介入が経営統合の背景にあるとの見解も示しました。
ゴーン氏は、日産の過去の成功を振り返りつつ、現経営陣の力量不足を指摘し、統合プランに対する全否定の意見を表明しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/eb1020f80fb752cb056664c19dc2c559415c2b48
日産とホンダの経営統合に関するコメントでは、経営陣の適切な判断や自動車業界における技術力の重要性が強調されていました。
特に、日産の経営陣が自動車業界に適した戦略を持っていないとの意見があり、電動化だけではなくハイブリッド車の必要性が指摘されていました。
燃費向上にはエンジン開発が欠かせないとの意見もあり、日産は省エネエンジンの開発を進めるべきだという声が上がっていました。
また、過去には技術力が高いとされていた日産も、現在はライバルのトヨタに対して遅れを取っているとの指摘がありました。
さらに、ゴーン氏の経営時代についても様々な意見があり、彼が日産を潰す原因となったとの厳しい意見もありました。
ゴーン氏の意見には一理あるとの意見もありましたが、彼の過去の行動に対する批判が多く見られました。
全体として、日産とホンダの統合に対しては懐疑的な見方が多く、特に現在の経営陣への不安が表明されていました。
ネットコメントを一部抜粋
日産の経営陣は他の経営なら問題は無いのかも知れないが、自動車業界には適していない。
昔は技術の日産と呼ばれていたが、確かに70年代に一時的にはトヨタを上回る車を出していた時期もあった。
日産は自分たちは技術力の高いメーカーで、高性能なクルマを発売すればユーザーは勝手に買いに来るという考えがあるのではないか。
日産が傾きはじめたのは、内田氏がトップになってからではないかな。
結局のところ今の日産に利益を出せる車を作る能力はないからなあ。