ウクライナ軍がロシアで戦死した北朝鮮軍の遺留品を公開。サムスン製携帯や金正恩の手紙が含まれ、北朝鮮軍の戦闘状況が浮き彫りに。
この映像に関連して、ウクライナ軍はロシアに派兵されて死亡した北朝鮮軍の遺留品の写真を公開した。
遺留品には、サムスン製の2G携帯電話や韓国語の指針命令文書が含まれていた。
米国の北朝鮮専門メディア、NKニュースによると、ウクライナ軍特殊作戦軍はクルスクで北朝鮮軍の兵士2人を射殺し、ロシア軍7人を排除した際に、北朝鮮軍が持っていた装備とともに、通信手段や作戦計画がまとめられた文書を押収した。
遺留品には、距離測定器、熱画像照準器、光学照準器が装着されたAK-12突撃小銃なども確認された。
特に目を引くのは、金正恩国務委員長からの手紙である。
手紙には「海外作戦地域で軍事任務を遂行している我が軍」と始まり、同志たちへの感謝の言葉が綴られていた。
手紙の作成日は2024年12月31日であり、米国のワシントンポストが公開した文書と一致している。
この手紙は、指揮官が口頭で伝え、兵士が書き取った可能性があると分析されている。
また、ウクライナ側の情報によると、ロシアに派兵された北朝鮮軍の人数は約1万2000人で、そのうち4000人が死傷、戦死者は約1000人と推定されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7aaf925d07c099540e16830ea517d87b6b82c28b
北朝鮮軍の遺留品公開に関するコメントでは、金正恩の手紙の内容や北朝鮮兵士の運命についての意見が多く寄せられました。
特に、金正恩が心からの感謝を示していないとの見方が強く、指揮官が手紙の内容を把握している可能性が低いとの指摘もありました。
また、戦争に駆り出された北朝鮮兵士たちに対する同情が多く見受けられ、無関係な国同士の戦争で命を落とすことに対する無駄死への懸念が表現されていました。
さらに、金正恩のメッセージが実際には部下によって作成されたものであり、彼自身が心からの感謝を抱いているわけではないとの意見もありました。
北朝鮮に生まれたことによる運命に対する情の芽生えや、逃亡してでも生き延びてほしいとの願いも語られ、北朝鮮兵士の苦境を憂う声が多く見られました。
全体として、戦争の無意味さや人命の軽視に対する批判が強く、金正恩に対する不満や疑念が表明されていました。