2024年MotoGPマレーシアGP初日、ホンダ勢は苦戦。マリーニ「リヤを理解する必要がある」と語り、新フレームは不発。次戦に向けた改善に期待。
ヨハン・ザルコ(ホンダ・カストロールLCR)は13番手、中上貴晶(ホンダ・イデミツLCR)は15番手で、ホンダ勢は全体的に苦戦を強いられた。
午前のフリー走行では、慎重な走りでトラックとマシンの確認を行い、タイムを縮めることに注力。
中上は8番手タイムを記録し、ホンダ勢の中でトップに立ったが、午後のセッションでは路面温度が52度に達し、ザルコは1分59秒台のラップタイムを出し好調を維持。
中上も自己ベストを更新し、最終的に15番手に位置した。
マリーニとミルは安定したペースを見せたものの、予選Q2への進出は果たせず、後方に沈む結果となった。
マリーニは新しいフレームを試したが、明確なメリットを感じられず、元の仕様に戻す意向を示した。
ミルは、今回のセッションが自分たちの状況を評価する重要な機会であったと語り、さらなる改善を目指す姿勢を見せた。
ザルコは予想以上のパフォーマンスを発揮したものの、Q2進出を逃し、次のレースに向けた課題を残した。
中上もリヤのグリップ不足に悩まされながらも、セッティングの改善に取り組む意欲を示した。
ホンダ勢は、明日の予選とスプリントでのポイント獲得に期待がかかる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b14936523afad4350383ab3d08ecb050f7163343
マレーシアGP初日では、ホンダ勢が予想以上に苦戦し、その要因やマリーニの課題について多くのコメントが寄せられました。
特に、新フレームの開発に関しては、実戦での調整が難しいと感じる声がありました。
テストチームの役割を強化することで、実戦チームがよりスムーズに活動できるのではないかという意見もありました。
また、過去に活躍したレジェンドライダーの存在が、ホンダやヤマハの開発力に影響を与えているとの指摘もあり、ペドロサやロッシのような人物が再び関与することの重要性が語られました。
さらに、バイクの車体づくりには奥深さがあり、タイムが出せるライダーと車体の問題がどのように関係しているのかが議論されました。
ホンダとヤマハの凋落が続く中、スズキの撤退も相まって、観戦者の間には残念な気持ちが広がっているようです。
過去の栄光を思い起こしつつ、今後の展望や改善点について期待が寄せられています。