衆院選で自公が過半数割れ、裏金議員の落選相次ぐ。野党が議席を増やし、政権の枠組みが揺らぐ展開に。
定数465の選挙区において、自民党は公示前に247議席を持っていましたが、選挙結果では191議席に減少し、単独過半数を失いました。
公明党も24議席で、自公合わせても過半数には届きませんでした。
これに対し、野党の立憲民主党は148議席を獲得し、50議席を増やす結果となりました。
また、国民民主党も28議席を獲得し、公示前の4倍に伸ばしました。
一方で、日本維新の会は公示前から6議席減少し、38議席となりました。
自民党の石破茂総理は、政治とカネに関する厳しい審判を受けたとし、今後の政策実行に向けて努力すると述べました。
幹事長の森山裕氏も、過半数を目指した努力が達成できなかったことを謝罪し、国政の混乱を避けるために尽力する意向を示しました。
また、連立を組む公明党の石井啓一代表も、裏金問題に対する国民の怒りが影響を与えたと認識しています。
特に大物議員の下村博文氏が裏金問題で党員資格停止を受け、無所属での厳しい戦いを強いられた結果、立憲の阿久津氏に敗れました。
出口調査によると、与党支持層の約71%が裏金問題を考慮して投票したと回答しており、この問題が選挙結果に大きな影響を与えたことが伺えます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0f21f5198bd62e539af75fffc64a6cf2614f154e
衆院選の結果に対するコメントは多岐にわたり、特に裏金問題に関連する意見が目立ちました。
多くの人々が、裏金議員の落選が選挙結果に影響を及ぼしたと考えており、政治家には国民の信頼を取り戻すための責任があると述べていました。
コメントの中には、過去の総理大臣が選挙に負けた際に辞任する姿勢が一般的であったことを引き合いに出し、現総理にも同様の責任が求められるべきだとの意見もありました。
また、自民党が非公認の裏金議員に資金を渡していることへの批判があり、政治と金の問題が根深いと指摘されていました。
さらに、今後の選挙においてもこの問題が影響を及ぼす可能性があるとの懸念が表明されており、政治の透明性や改革の必要性が強調されていました。
加えて、国民民主党との連携を模索する姿勢についても疑問が呈され、自民党の政策が国民に対して明確でないとの指摘もありました。
こうしたコメントからは、国民の政治に対する期待や不安が色濃く表れていたと言えるでしょう。
ネットコメントを一部抜粋
石破さんには申し訳ないけど、総理大臣を辞任するのもありだと思う。
裏金問題に対して厳しい審判が今回の選挙で下されたわけだから、政治と金について厳しい法律を自民党発でやるべきなんじゃないかなぁ。
現職の大臣まで落選したんだから、幹事長と総理が責任を取らなきゃいけない。
日本は裏金だなんだとグズグズやっているうちに、他国に並ばれる時が来てしまう。
どうせまた裏金貰うんでしょ?自民党解散しないといつまでもレッテル貼られたまま来年再来年自民党負けますよ。